使い終わったライターは燃えないゴミと燃えるごみ……どのような方法で捨てていますか? ライターは自治体によって捨て方が異なってきます。まずは、ライターのガス抜き方法から学んでいきましょう。
中身ありのライターの正しい捨て方は?
ライターは中身のガスを抜いてから捨てましょう。使い捨てライターと、注入式ガスライターのガス抜き方法について消費者庁の「ライターは正しく捨てましょう」を参考にご説明します。
使い捨てライターのガスを抜く方法
[1]まずは周囲に火の気がないことを確認します。
[2]操作レバーを押し下げます。もし着火した場合はすぐに吹き消しましょう。
[3]「シュー」という音が聞こえていればガスが抜けています。もし聞こえていない場合、炎調整レバーをプラス方向に動かします。
[4]輪ゴムや粘着力の強いテープで、操作レバーを押し下げたまま固定します。
[5]この状態のまま、風通しがよく、付近に火の気がない屋外に半日~1日ほど放置します。
[6]放置後、確認のために着火操作を行います。これで火が着かなければガス抜き完了です。
ライターの捨て方は自治体によって異なる?
ライターの捨て方は各自治体によって異なるのでしょうか。そこで、東京都世田谷区、神奈川県横浜市、福岡県福岡市を例にご紹介します。
ライターの捨て方【東京都世田谷区の場合】
ライターは中身を使いきってから捨てます。また、不燃ごみとして破棄しますが、ほかの不燃ごみとは別の袋に入れ、「ライター」などと表示してからごみとして出します。
【参考】世田谷区
ライターの捨て方【神奈川県横浜市の場合】
使い捨てライターは中身を使いきって、〝燃やすごみ〟として出します。横浜市では、燃やすごみは中身がはっきりと確認ができる透明、または半透明の袋に入れて出すようにします。
【参考】横浜市