アジア・パシフィック地域に向けたプレミアム商品が登場
ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(以下、グッドイヤー)は9月12日、「グッドイヤー 125年の歩み」をテーマとするアジア・パシフィック地域のイベントを開催。同地域に向けたプレミアム商品を発表した。
同社はまた、これまで業界をリードしてきた125年の技術革新を強調するとともに、今後、さらなる持続可能な「Better Future(ベター フューチャー)」へのコミットメントの強化を明らかにした。
当日はグッドイヤー アジア・太平洋地域 社長のナサニエル・マダラン氏、同 コンシューマー・タイヤ担当副社長のピエトロ・サレッタ氏、同 商品開発・品質担当副社長のグレッグ・ハンナ氏の3名が登壇した。
このうちナサニエル・マダラン氏は以下のようにコメントしている。
「アジア・パシフィック地域は、世界最大の自動車市場の一つとして台頭してきており、まだまだ成長の可能性を秘めています。グッドイヤーの革新的精神と卓越性への意欲により、グッドイヤーはモビリティ革命の中心に身を置き、お客様やイノベーターと密接に協力しながら、輸送業界を変革していきます」
より快適なクルマライフを実現する4つの新商品
今回発表された新商品は、ラグジュアリー スポーツ系タイヤのEagle F1 Asymmetric 6、プレミアム 4×4 オフロードタイヤのWrangler DuraTrac RT、ElectricDrive(エレクトリックドライブ、ミッドパッセンジャー向けのAssurance MaxGuardの4商品。
グッドイヤーの先進技術を駆使して開発されたこれらの新商品は、ユーザーに究極のドライビング体験を提供するだけでなく、アジア・パシフィック地域におけるグッドイヤーの商品ラインアップをさらに充実させるはずだ。
より良い未来(Better Future)のための技術革新
イベントでは、未来のモビリティ社会を創る同社の優れたソリューションとサービスを体感できるインタラクティブな展示を試み、グッドイヤーが目指す「Better Future(ベター フューチャー)」へのコミットメントが強調された。
同社は、先進的なエネルギー効率、安全性、タイヤの長寿命化、快適性、利便性、デジタルベースのソリューションに取り組んでいる。また、2030年までに100%サステナブルな素材でメンテナンスフリーのタイヤを開発するという目標を強調しており、このイベントで、90%サステナブルな素材のデモタイヤも展示された。
グッドイヤーのタイヤは世界の主要自動車メーカーから信頼を得ており、純正装着として採用されている。この次の125年に向けて、同社がユーザーと地域社会に長期的なビジョンを提供して、将来のより良いモビリティ社会の実現を目指していることが再確認できるイベントとなった。
関連情報
https://www.goodyear.co.jp/
構成/清水眞希