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室外機の省エネ性能もアップ!ダイキンが効率よく消費電力を削減できる節電自動運転を搭載したルームエアコン「うるさらX」を発売

2023.09.27

ダイキン工業は、消費電力量を効率よく安定して削減する「節電自動」運転を新たに搭載したルームエアコン「うるさらX(Rシリーズ)」を11月1日に発売する。適用畳数6畳~29畳の11製品をラインナップし、価格はいずれもオープン。

エネルギー価格高騰などによる電気代の上昇が続く中、家庭の電力消費量の約30%(※1)を占めるエアコンの節電が注目されている。同社が実施したアンケート(※2)によると、この夏実践されているエアコンの節電の工夫のうち、「設定温度を上げる」が半数以上と最も多かったが、そう回答した人の中にも「好みの温度と節電の両方を叶えたい」などの声もあったという。

そこで同社は、エアコンの運転時間の約80%(※3)を占める安定運転時(設定温度に達した後の室温を維持する運転)の節電に着目。「うるさらX(Rシリーズ)」に、独自のスイングコンプレッサーを活用し、安定運転時の消費電力量を約20%削減(※4)する「節電自動」を新搭載した。

同機能では、設定温度をエアコンに任せたい場合は、停止状態から「節電自動」ボタンを押すと、外気温に合わせて自動で判断。また、好みの設定温度で節電したい場合は、冷房もしくは暖房を設定した後に「節電自動」ボタンを押すことで実現できる。

また、室外機の圧縮機と熱交換器を見直すことで、機器そのものの省エネ性の向上を実現。冷媒ガスの圧縮ロスを削減した高効率な構造と、従来よりも動力ロスが少ない高出力モーターを採用した圧縮機を新開発したほか、省エネ性能が最大となるよう容積を最適化した熱交換器も室外機に搭載したことで、23~26畳用程度の機種において2027年度省エネ目標基準値(※5)を新たに達成した。

さらに、スマートフォンアプリ「Daikin Smart APP」との連携も可能で、スマートフォンを使って外出先やエアコンが設置されていない部屋からでもエアコンの運転操作ができる。

しかも、同アプリには、スマートフォンの位置情報を示すGPSと運転設定を連動させる「おでかけ切り忘れ通知」と「おかえり運転」が新たに追加。

「おでかけ切り忘れ通知」では、エアコンの運転中にスマートフォンに設定している自宅の周辺から離れると、「Daikin Smart APP」に切り忘れを通知。必要であればアプリを通じて遠隔でエアコンの運転を停止させることができる。

一方、「おかえり運転」では、自宅周辺の設定した範囲内にスマートフォンが入ると、エアコンの運転を自動で開始。帰宅直後でも快適な空気環境の中で過ごせる。

このほか、「うるる加湿」「さらら除湿」の湿度コントロールや換気機能も搭載。好みの温熱環境を学習し、より快適な室内環境を実現する「AI快適自動」運転も利用できる。

※1 出典:経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト
※2 同社製品購入者アンケート(WEB方式)より。実施期間:2023年7月20日~7月31 回答者数:13,086名
※3 調査期間:2022年4/1~2023/03/31 Daikin Smart APPに接続された対象のエアコン 機種:2021年、2022年モデル R,A,Dシリーズ N数:1万件以上
※4 測定条件:同社環境試験室(約14畳)、外気35℃、冷房26℃設定/外気7℃、暖房22℃設定、風量自動、風向3段階目。安定運転時の1時間の消費電力量を節電冷房、節電暖房と通常の冷房、暖房運転との比較。試験機:AN404ARP 試験結果:(冷房)節電冷房 189Wh、通常冷房237Wh (暖房)節電暖房 320Wh、通常暖房400Wh 実際の消費電力量は条件により異なる
※5 2027年度を達成目標年度として策定した製造事業者等が目標年度に満たすべき省エネ基準

製品情報
https://www.ac.daikin.co.jp/roomaircon/2024debut

構成/立原尚子

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