独身ミドル・シニア世代の婚活・恋活、“否定”派はわずか6.2%
独身ミドル・シニア世代が婚活・恋活をすると、「いい年をして恥ずかしい」と否定的に思われないか、心配している人もいるかもしれない。
そこで実際のところ、独身ミドル・シニア世代の婚活・恋活についてどのように思っているかを聞いた。
独身ミドル・シニア世代が婚活・恋活をすることは、「とても望ましい」(11.4%)、「望ましい」(29.2%)と考える“肯定”派は40.6%。「望ましいことだと思わない」という“否定”派はわずか6.2%で、独身ミドル・シニア世代の婚活・恋活をネガティブに捉えている人はほとんどいないことがわかった。
婚活・恋活をしていること、したいと思っていることを「伝えない」人が66.2%
パートナーエージェントが2021年に実施した調査では、アフターコロナに婚活・恋活をしたいという独身ミドル・シニア世代は10.7%だった。
アフターコロナに転換しつつある現在、「婚活・恋活をしている」人は1.9%、「婚活・恋活をしたいと思っている」人は10.6%で、婚活・恋活を前向きに考えている人は全体の12.5%となっている。
実際に婚活・恋活を前向きに考えている人のうち、婚活・恋活について家族に「伝えた」人はわずか6.7%で、「近いうちに伝えたい」(4.4%)を含めても1割程度に留まる。
「伝えたいとは思わない」(21.8%)「伝えるつもりはない」(44.4%)が約7割と大多数を占めており、独身ミドル・シニアの婚活・恋活では、親や子どもなどの“家族”の存在が大きな壁のひとつになっているのかもしれない。
家族の反応は64.7%が「良い」。「悪い」反応はなく、「賛成」「応援」が大多数
少数ではありますが、婚活・恋活をすること(したいと思っていること)を家族に伝えた人にその反応を聞いたところ、「良い」(58.8%)、「やや良い」(5.9%)という結果で、「やや悪い」(0%)や「悪い」(0%)の反応はなかった。
独身ミドル・シニア世代では、自身の婚活・恋活について、家族には話しづらいと感じている人も多いのでは。だが、思い切って話してみると、「がんばれ」「全面的にサポートする」など、家族の理解を得られることが多いようだ。