タメニーが運営する結婚相談所「パートナーエージェント」は、50~79歳の独身男女2407人に対して「独身ミドル・シニア世代の婚活・恋活」に関する調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
恋愛中の独身ミドル・シニア世代は微増ながら、コロナ禍以降で最も多い20.5%に
今回の調査では、独身ミドル・シニア世代の20.5%が、「交際している相手がいる」(12.5%)、「好意を寄せている相手がいる」(3.2%)、「なんとなく気になっている相手がいる」(4.8%)と回答。「恋愛をしている」人はコロナ禍以前の2018年に比べると少ないものの、2021年の20.2%、2022年の19.0%よりも増加していることがわかった。
恋愛や結婚を望む独身ミドル・シニア世代は20.6%
恋愛・結婚観については、「結婚(入籍)相手が欲しい」人は7.5%、「事実婚・同棲相手が欲しい」人は3.7%、「恋人が欲しい」人は9.4%だった。
コロナ禍以降、2022年は結婚相手や恋人が欲しいと考える人が22.4%とやや回復していたが、2023年は20.6%で1.8ポイントの微減となっている。
また、結婚相手や恋人が欲しいと考えている人のうち、結婚経験のない人は62.6%だった(n=495)。国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集(2022)」によると、50歳時の未婚率は年々増加傾向にある。晩婚化が進むなかで、そうした結婚経験のない人が、これからの人生を共にするパートナーを探そうと積極的に考えているのかもしれない。