恋愛・婚活メディア「Appliv出会い」を運営するナイルは、マッチングアプリの利用経験がある男女を対象に、アプリから得る情報に関するアンケート調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
約半数の人がマッチングアプリで一目惚れした経験有り、男性が高い傾向
マッチングアプリで一目惚れをしたことがあるか聞いたところ、「ある」が45.3%、「ない」が50.4%だった。約半数の人が、マッチングアプリという非対面の状況で、相手に一目惚れしたことがあるようだ。
この結果を男女別に見ると、男性は一目惚れしたことが「ある」が55.1%。一方、女性は一目惚れしたことが「ある」が34.5%で、男性よりも20pt近く少ない結果が出た。男性の方が女性よりも一目惚れしやすい傾向にあるのかもしれない。
この人と知り合いたいと思う要素は「プロフィール写真」が4割超
プロフィールを見た際に、この人と知り合いたいと感じる要素を聞いてみたところ、1位は「プロフィール写真(43.5%)」、2位は「趣味・特技(21.2%)」、3位「恋愛観(9.8%)」だった。
4割以上の人が「プロフィール写真」を見て、知り合いたいと感じていることから、写真は相手の魅力や印象を決める重要な要素であることがわかる。
プロフィール写真で重要視する要素、半数以上が「容姿・外見」
相手のプロフィール写真において、最も重要視する要素を聞いたところ、最多は「容姿・外見(53.6%)」、次いで「表情やオーラ(33.4%)」、「写真の背景やシチュエーション(8.6%)」だった。
全体の半数以上の人がプロフィール写真の段階では「容姿・外見」を重視していることから、自分の写真を選ぶ際は、顔立ちやスタイルがわかりやすいものにすべきだと考えられる。
3人に1人が「過度な写真加工で相手への興味を失った」
プロフィール写真を見た際、相手への興味を失う要素について聞いた結果、最も回答が多かったのは「過度な加工・フィルター使用(35.4%)」。次いで「不適切なポーズや表情(17.5%)」、「異性と写っている写真(15.7%)」となっている。
全体の約3人に1人が、過度に加工されたプロフィール写真を理由に相手への興味を失っていることから、相手の自然な表情を見て、判断したい人が多いと言えそうだ。
プロフィール文章で相手に興味を持つ内容は「日常生活や仕事についての情報」
プロフィール文章を読んだ際に、最も興味を引かれる内容を尋ねてみると、「日常生活や仕事についての情報(31.7%)」が最も多く、次いで「趣味に関するエピソード(20.2%)」、「休みの日の過ごし方(14.2%)」という結果になった。
相手の生活スタイルや仕事、趣味について知ることで、共通点を探したり、その人の個性や自分との相性を見極めようとしていると考えられる。
マッチングアプリを通して理想の相手を見つけるためには、こうした情報を自分のプロフィールにも含めておいたほうが有利だと言えるのではないか。
がっかりするプロフィール文章は「不適切な言葉遣い」
プロフィール文章を読んだ際に、相手への興味を失う要素を調べてみると、1位は「不適切な言葉遣い(26.1%)」、2位は「過度な自慢話(18.8%)」、3位は「他のユーザーに対するネガティブな発言(15.2%)」という結果になった。
相手に対しての敬意や思いやりを欠いた態度や自己中心的な言動は、相手からの興味を失う要因となる。
これはマッチングアプリに限られたことではなく、普段の生活においても同じことが言えるだろう。
約3割の人が「相手の詳細情報から安心感や信頼を持つ」
最後に、マッチングアプリ上で信頼を感じられる人について聞いてみた結果、最も多かったのは「詳細なプロフィール情報(32.4%)」、次いで「複数の写真や動画(19.5%)」、「現在の職業・収入について(14.0%)」の順となった。
会ったこともない相手を見極める段階では、プロフィール写真と文章の限られた情報のみ。詳細なプロフィールを記載している相手からは多くの情報を受け取ることで安心を感じ、信頼へつながるのかもしれない。
調査概要
調査対象/全国の20~40代の男女608人
調査機関/株式会社ジャストシステム
調査方法/インターネット調査
調査期間/2023年9月4日~2023年9月6日
有効回答数/605人(男性:312人/女性:293人)
年代別/20~29歳:221人、30~39歳:220人、40~49歳:164人
関連情報
https://app-liv.jp/love/archives/145257/
構成/清水眞希