抜け毛が多い猫はブラッシングが必要とされています。ブラッシング方法は、猫の毛の長さによって分けるのがおすすめ。猫を飼いたての人や、飼って長い人ももう一度ブラッシング方法をチェックしましょう。
目次
猫はブラッシングしないとどうなる?
猫の換毛期は基本的に春と秋(3月と11月)で、とても抜け毛が多くなります。
家が毛だらけになるだけではなく、毛づくろいをして大量の被毛を飲み込むことになります。その結果、胃の中で毛玉が形成されて毛玉を吐いたり、最悪の場合、吐き出せずに消化管内に毛球が滞ってしまって毛球症になることも。
なので、いつもより丁寧にブラッシングをすることが大切。また、猫は高齢になると毛づくろいの頻度が減ります。毛づくろいできなくなった猫に代わってブラッシングしてあげましょう。
【参考】日本動物医療センターグループ本院|実は大事!猫のブラッシングと毛玉対策
猫の毛の長さによって変わるブラシのやり方
猫は主に、短毛と長毛の2種類あります。それぞれのブラッシング方法をご紹介します。
短毛種の猫におすすめのブラッシング方法
[1]ラバーブラシを使って背中からお尻に向かってブラッシング。
[2]お腹も毛並みに沿って優しくブラッシングします。
[3]顔周りや足はコームで優しくとかして完了です。
長毛種の猫におすすめのブラッシング方法
[1]コームやピンブラシなどで、全体の毛をとかし、毛玉やもつれをほぐします。
[2]スリッカーブラシで背中からお尻に向かってとかし、抜け毛を除きつつ、もつれを細かくほぐしていきます。
[3]顔まわりやお腹、足はコームでやさしくとかします。スリッカーブラシは力が入りすぎないよう、鉛筆のように持つと良いでしょう。
猫がブラッシングを嫌がる場合はどうする?
猫がブラッシングを嫌がるなら、以下の手順を試してみましょう。
[①]ブラシをかじったり、じゃらしたりしながら、ブラシを怖いものではないと理解してもらう。
[②]猫が触られて喜ぶ場所から始める。
[③]ブラッシングは嫌がったらすぐにやめる。
[④]一気にやろうとはせずに、「今日は背中だけ」など短時間で済ませ、繰り返して行うようにする。
【参考】ライオンペット株式会社|猫にもブラッシングは必要?正しいやり方&嫌がる場合の対処法は?
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※データは2023年8月下旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ