業務スーパーやロピアに負けない高コスパで知られるディスカウントスーパー「TRIAL(トライアル)」。安くて使えるプライベートブランド商品はもちろん、最先端IoT機器を駆使した独自の経営戦略でも注目を集めています。
そこで今回は「お買い物のデジタル化」で激安を実現するトライアルについて、IT活用の背景とSNSでも人気のおすすめ商品をまとめました。
トライアルは最新IT技術とコスパ・タイパの良さに特化したディスカウントスーパー
福岡市に本社を構えるトライアルは、全国285店舗(2023年6月末時点)を構える郊外型総合量販店。店舗数・売上高ともに右肩上がりを続けており、「高コスパディスカウントスーパー」として着実に知名度を上げています。
小売りのスマート化
トライアルが注目されている理由の1つに、ディスカウントスーパーでは異例の最新IT技術を取り入れた売り場づくりや店舗オペレーションがあります。
例えばレジ機能が搭載された「スマートショッピングカート」もそのひとつ。トライアルの決済アプリかプリペイドカードと連動させ、カートに商品を読み込ませながら買い物をすることで最後に会計ゲートを通るだけで決済が完了します。
店内に多数設置されている自社開発の「AIカメラ」では、購買行動や在庫状況を判断・分析。同じく店内に設置されている「デジタルサイネージ」や「電子プライスカード」と連動させることで、前を通りがかる顧客の好みに合った広告を表示させたり、需要と供給に合わせてダイレクトな価格変更を行うことができます。
一見普通の激安スーパーに見えますが、店舗内のあらゆるところに最先端のIoT・AI技術が使われ、徹底した業務効率化や買い物客の利便性向上が図られているといいます。
「リテールDX」と呼ばれるこの取り組みは、もともとIT企業として創業したトライアルホールディングスならではといえます。
消費者目線でも使い勝手がいい
さらに、いち消費者として推したいポイントはこちらの3つ。
●商品ラインナップの豊富さ
●激安プライベートブランド商品
●基本24時間営業
トライアルは一般的なディスカウントスーパーにもある生鮮食品や冷凍食品、惣菜などの食品類はもちろん、歯ブラシやトイレットペーパー、医薬品、アパレルアイテム、ペット用品、アウトドアグッズ、カー用品など…圧倒的な商品展開でジャンルごとの品ぞろえも豊富です。
日用品も含めて安くて品質が良いプライベートブランドの商品がたくさん置かれており、1回の買い物で済ませられるのでコスパもタイパも良いところが魅力なのです。
加えて、共働きや忙しいビジネスマンにとって惣菜や日用品まで売っている24時間営業の激安スーパーはかなり強い味方でしょう。