「ゼンハイザー」は、世界で初めてオープン型のヘッドホンを開発したことでも知られる、歴史のあるオーディオブランド。現在も一般向けからプロ向けまで、幅広いヘッドホンを展開しています。
ヘッドホンのイメージが強いゼンハイザーですが、近年は持ち前の音響技術を活かし、イヤホン製品も数多く展開しているのをご存じでしょうか。本記事では、執筆時点(2023年8月)にて、ゼンハイザー公式サイトより販売されている、おすすめの有線、無線イヤホンについて紹介していきます。
目次
ハイブリッド&アダプティブノイズキャンセリング機能を搭載したゼンハイザーのフラッグシップイヤホン【MOMENTUM True Wireless 3】
ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンの中でも、フラッグシップモデルとして位置づけられているのが「MOMENTUM True Wireless 3」。公式サイトでの販売価格は3万9930円と、少々値が張る製品ではあるものの、各方面にこだわりが感じられる1台です。
周囲の騒音レベルに合わせてノイズキャンセルの度合いを自動調節するアダプティブノイズキャンセリングと、ハイブリッド型のノイズキャンセリングで、強力に周囲の雑音をカットすることで、音楽や動画にしっかりと入り込むことができます。外音取り込み機能も搭載されているので、着けたまま会話をすることもできます。
ハイレゾ相当の音が再生できるaptX Adaptiveに対応しており、対応製品と接続すれば、高音質、低遅延が楽しめるのも特徴。片側3つのマイクを搭載することで、ユーザーの声をしっかりと集音し、クリアな音声を通話相手に届けることができるため、Web会議などに用いるのもおすすめです。
周囲の音の取り込み方を細かく調節できるゼンハイザーのスポーツ向けイヤホン【SPORT Ture Wireless】
「SPORT True Wireless」は、名前の通りスポーツ向けに開発された完全ワイヤレスイヤホン。4サイズのイヤーフィン、3サイズのイヤーアダプターが同梱されるため、自分好みに装着感を調節しやすくなっています。
使用する状況に合わせ、「オープンイヤーアダプター」と「クローズイヤーアダプター」の2種類を切り替えられるのに加え、専用アプリ「Smart Control」で周囲の音の取り込み具合の調節ができます。自分の呼吸や足音が聞こえるようにしたり、周囲の音を強く遮断したりと、使い方に合わせた調節ができます。
IP54の防塵・防滴仕様を採用しているため、汗や雨による故障の心配もほぼありません。バッテリーはイヤホン単体で約9時間、充電ケース込みで最大約27時間となります。店頭想定価格は1万9250円となっています。
コンパクト&軽量ボディとパワフルな音質が魅力! ゼンハイザーのおすすめイヤホン【CX Plus True Wireless】
「CX Plus True Wireless」は、片側約6gの軽さ、耳にすっぽりと収まるコンパクトさが特徴的な完全ワイヤレスイヤホン。本体は人間工学に基づいたデザインとなっており、多くの人の耳にフィットしやすい形状を採用し、IPX4の防滴仕様も有しています。
周囲の音を遮断するアダプティブノイズキャンセリング機能と、外音取り込み機能を搭載。本体側面は、音楽の再生や受話、音声アシスタントの起動ができるタッチセンサーを搭載しています。
バッテリーはイヤホン単体で約8時間、充電ケース併用で最大約24時間となります。店頭想定価格は2万1780円となっています。
イヤーピースで音質の調節ができるゼンハイザーの有線イヤホン【IE 200】
公式サイトより2万3760円で販売されている高音質有線イヤホン「IE 200」は、イヤーピースの位置を2段階で調節できるようになっており、浅く取り付けると空間の広がるサウンド、深く取り付けると低音域強化といったように、音の響き方を切り替えることができます。
ノズルのトップにあるアコースティックフリースには細心のフィルター技術を搭載しており、空気の乱れや歪みを抑制することで、耳触りのより、なめらかな高音域を再生します。
内部の振動版にはポリマーをブレンドした素材を採用しており、切れのあるレスポンスと明瞭なサウンドの再生が可能。購入時には専用のポーチも同梱されるため、持ち運びも快適です。
【参照】IE 200
※データは2023年8月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤文彦