素材の風味とやわらかくてまろやかな味わい、キレのよい後口が特長の「白水」は、メルシャンが販売する、熊本県が産地の本格焼酎。そのおいしさの秘密についてご紹介します。
目次
本格焼酎「白水」のおいしさの秘密①割り水にこだわり
「白水」はやわらかくまろやかな味わいが特長。この味わいは、水へのこだわりから生まれており、割り水には環境省が選定する名水百選・南阿蘇白川水源の水を使用しています。
白川水源の水は白水にとって絶妙なミネラルバランス。豊富に含まれるカルシウムが旨みとコクを与え、ナトリウムとカリウムのバランスが、香りたちの良さとキレを生みだしています。
※環境省選定の白川水源水を衛生的に処理して使用しています。
本格焼酎「白水」のおいしさの秘密②麹づくり
蒸した麦または米に麹菌(こうじきん)を植え付け繁殖させたものが麹です。
白水は白麹菌を使用しています。麹菌の主な働きは、麦や米に含まれるでんぷん質を糖質に分解したり、麹自体に含まれるクエン酸によって製造途中のもろみの雑菌繁殖や腐敗を防いでくれます。麹づくりは約2日間ほどかかり、白水の麹は、八代不知火蔵の蔵人が経験を生かして精密な温湿度管理のもとでつくられています。
本格焼酎「白水」のおいしさの秘密③仕込み
仕込みは二段階に分けて行われ、まず一次仕込みとして麹・水・酵母を加え一次もろみ(酒母)をつくり、約1週間酵母の育成とともに発酵が進みます。
その後、二次仕込みとして主原料の麦(米)を加え、さらに2週間程発酵をします。
原酒のそのままの味わいを生かした白水は、発酵の具合が味わいに大きく影響します。そのため蔵人が毎日もろみの状態を確認して発酵を進めます。
本格焼酎「白水」のおいしさの秘密④蒸留
白水は、蒸留窯内を真空に近い状態にし、低温で蒸留をする減圧蒸留法を行います。もろみが本来の持っているやさしい香り成分をそのまま抽出することで、麦(米)のやさしい香り漂う、白水特有の香味に仕上がります。
【参考】キリン|本格焼酎「白水」
「白水」はどのようなラインアップ? 価格や味わいは??
「白水」はは主に麦焼酎・米焼酎の2種類のラインアップになっています。それぞれの味わいや価格をご紹介します。
八代不知火蔵 むぎ焼酎 白水
「八代不知火蔵 20度 むぎ焼酎 白水 900ml びん」 オープン価格(参考価格約836円)
「八代不知火蔵 20度 むぎ焼酎 白水 1800ml 紙」 オープン価格(参考価格約1595円)
やさしい麦の香りと、やわらかくまろやかな味わいが特長の本格麦焼酎です。
八代不知火蔵 こめ焼酎 白水
やさしい吟醸香とやわらかくまろやかな味わいが特長の本格こめ焼酎です。
「八代不知火蔵 25度 こめ焼酎 白水 900ml びん」 オープン価格(参考価格約957円)
「八代不知火蔵 25度 こめ焼酎 白水 1800ml 紙」 オープン価格(税抜き参考価格約1520円)
【参考】八代不知火蔵|こめ焼酎 白水
八代不知火蔵 25度 むぎ焼酎 白水 蔵酵母 720ml びん
「八代不知火蔵 25度 むぎ焼酎 白水 蔵酵母 720ml びん」 オープン価格(参考価格約1100円)
専用の酵母で仕込んだ蔵酵母原酒を使用し、豊かな麦の香りとすっきりした味わいの本格麦焼酎です。
【参考】「八代不知火蔵 25度 むぎ焼酎 白水 蔵酵母 720ml びん」
「八代不知火蔵 25度 こめ焼酎 白水 華酵母 720ml びん」
「八代不知火蔵 25度 こめ焼酎 白水 華酵母 720ml びん」 オープン価格(参考価格約1100円)
メルシャン独自の「華酵母」を使用。華やかな吟醸香と口当たりなめらかなすっきりした味わいです
【参考】「八代不知火蔵 25度 こめ焼酎 白水 華酵母 720ml びん」
「八代不知火蔵 25度 こめ焼酎 白水 魚沼産こしひかり 720ml びん」
「八代不知火蔵 25度 こめ焼酎 白水 魚沼産こしひかり 720ml びん」(参考価格約1375円)
魚沼産こしひかりの持ち味を引き出した、華やかな吟醸香と深みのある味わいの焼酎です。
【参考】「八代不知火蔵 25度 こめ焼酎 白水 魚沼産こしひかり 720ml びん」
※データは2023年8月下旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ