旅行をためらう人は「費用」「混雑」がネックに
設問1で「旅行をしたいと思わない」と回答した、全国の20代から50代の男女376人に「旅行をしたいと思わない理由」を聞くと、「費用がかかり、物価高などで経済的に余裕がない」(47.1%)が最も多く、次いで「混雑が苦手」(37.2%)という結果に。「費用」と「混雑」がネックになっている人が多い結果となった。
「オーバーツーリズムへの対策が必要」7割
全国の20代から50代の男女1,000人に「オーバーツーリズムだと感じたことがあるか(観光客が訪れ過ぎて、旅行の満足度が下がった。日常生活で渋滞など生活に支障が出る。など)」を質問すると、観光地・旅行先では、「感じたことがある」(18.7%)、「やや感じたことがある」(31.5%)をあわせ5割の人が感じたことがあるという結果に。日常生活では、「感じたことがある」(14.4%)、「やや感じたことがある」(27.9%)をあわせ4割だった。
さらに、「オーバーツーリズムへの対策(観光客誘致と住民生活の両立など、混雑の緩和を図る対策)が必要だと思うか」を聞くと、「思う」(23.5%)、「やや思う」(47.5%)をあわせ7割の人が、対策が必要だと思っていることが明らかとなった。
<調査概要>
・調査名:2023年秋の旅行に関する意識調査
・調査対象:全国の20代から50代の男女1,000人
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2023年8月8日~8月9日
BIGLOBEでは、現代社会が何を課題と捉え、人々が何を必要としているのかを把握するために、若年から高齢の幅広い方々に向けて、多様な角度から意識調査を実施している。
出典元:BIGLOBE調べ
構成/こじへい