夏の暑さが過ぎ去り、徐々に過ごしやすい季節になってきた。秋の訪れとともにどこかへ旅行に出かけようという人は多いだろうが、一方で、コロナ禍が明けたことで各地に観光客が溢れる「オーバーツーリズム」の観点から、旅に億劫になっている人も少なくないのでは?
そこで、BIGLOBEはこのほど、全国の20代から50代の男女1,000人を対象に「2023年秋の旅行に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
秋の旅行意欲が高まるも「国内旅行の費用が高くなっていると感じる」約8割
全国の20代から50代の男女1,000人に「(秋、祝日や2学期制の学校の秋休みなどもあるが)2023年秋の旅行について」質問をすると、「すでに旅行の予定を立てている」(15.2%)、「旅行の予定はまだ立ててはいないが、旅行をしたいと思っている」(47.2%)、「旅行をしたいと思わない」(37.6%)と昨今の物価上昇の状況でも、6割強がこの秋の旅行に意欲があることが明らかとなった。
全国の20代から50代の男女1,000人に「旅行費用について、高くなっていると感じるか」を質問すると、国内旅行は「やや感じる」(47.3%)と回答した割合が最も多く「とても感じる」(29.3%)をあわせ8割近くにのぼり、年代別では50代が最も感じている割合が多かった。
海外旅行については「とても感じる」(36.2%)と回答した割合が多く、「やや感じる」(33.2%)をあわせ約7割となった。年代別では、若い世代より40代、50代のほうがとても感じるという人が多い結果となった。
さらに、「円安が緩和されたら海外旅行をしたいと思うか」を質問すると、「そう思う」(15.5%)、「ややそう思う」(28.8%)をあわせ44.3%に。20代、30代の若い世代では、約5割と半数の人が海外旅行への意欲をしめす結果となった。