ポイントを貯めて旅行に出かけよう!高速バスネットがQRコード決済に対応
パンデミックを経験した我々は、再び車に乗って遠出をするようになった。「できるようになった」と書いたほうがより正確か。
しかし今回の記事で説明するのは、「車」といっても自家用車ではなく高速バスである。
筆者自身も高速バスを頻繁に利用しているが、今やバスの予約も徹頭徹尾オンラインで済ませられる。そして、決済手段も充実している。
あまり知られていないことだが、高速バスの予約プラットフォームの老舗『高速バスネット』が今年7月からQRコード決済に対応するようになった。
PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAYの4銘柄である。が、具体的にどのような流れでの決済になるかはプレスリリースではどうも分からない。というわけで、実際に使ってみよう。
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静岡市で定着したPayPay
さて、筆者が普段使っているQRコード決済銘柄は、PayPayとau PAYである。
前者は筆者の住まい静岡市で、ちょっとしたセンセーショナルを巻き起こした。静岡市限定の自治体キャンペーンが予想外の好評で、10月31日に終了の予定が何と9月8日にリスケされてしまったのだ。予算が尽きたということである。
それに従い、PayPayを決済手段として取り入れる個人経営の店舗も目に見えて増えた。静岡市は誤解を恐れずに言えばかなり特殊な環境で、東京で普及しているオンラインプラットフォームの上陸に数年かかることも珍しくない。PayPayも、静岡市に上陸して久しい決済手段である。それが今、やっと静岡市民にとって常識的なアプリになったのだ。
スマホの利用すらおぼつかなかった人がPayPayの使い方を一度覚えてしまえば、「買い物」そのものの概念が大きく変化する。それだけ自由性というか、将来性や融通性、拡張性といったものに恵まれている決済手段なのだ。
出張や旅行の際、高速バスネットを使ってバスの予約を行う。筆者自身、つい最近はクレジットカードを使って決済していたが、今ではPayPayを選択する機会が多くなっている。冒頭に書いた通り、高速バスネットはQRコード決済に対応するようになったからだ。
PCブラウザからチケットを購入する場合、QRコード決済サービスのアカウントと高速バスネットのそれを紐付けるか、画面に表示されたQRコードを決済サービスのアプリで読み込むかの2通りを選ぶことができる。手っ取り早いのは、もちろん後者だ。