ブラザーが大容量のインクカートリッジ搭載モデルなどA4インクジェットプリンター7機種を発売

2023.09.25

ブラザー工業の国内販売子会社であるブラザー販売は、A4インクジェットプリンター「PRIVIO（プリビオ）」の新製品として、大容量インクで文書印刷に強い「First Tank(ファーストタンク)」シリーズなど7機種を10月中旬に発売する。価格はいずれもオープン。

「プリビオ」は、コストパフォーマンスの良さやコンパクトな本体サイズ、4色独立インクカートリッジを前面で交換できる手軽さなどが特徴のA4インクジェットプリンター。今回登場する新製品は、「ファーストタンク」シリーズ4機種（「DCP-J4143N」「MFC-J4443N」「MFC-J4543N」「DCP-J1203N」）、「標準モデル」シリーズ3機種（「DCP-J528N」「DCP-J928N-W/B」「MFC-J905N」）の計7機種となる。

「ファーストタンク」シリーズ（「DCP-J4143N」「MFC-J4443N」「MFC-J4543N」）

大容量インクカートリッジとサブタンクを搭載した「ファーストタンク」を搭載したモデル。大容量インクカートリッジ搭載により、ブラックインクは1本で標準モデル（※1）対応のインクカートリッジ（※2）約16本分、カラーインクは約10本分の印刷が可能だ。

もちろん、大容量インクにより、低インクコストも実現。A4のモノクロ文書で約0.8円/枚（※4）、カラー文書で約4.1円/枚（※5）、と標準モデルと比べてモノクロで1/3以下、カラーも半分以下のコストで印刷することができる。

また、小さな文字やグラフの細部までくっきり印刷できる顔料インクを全色に採用しているので、文書印刷でよりきれいな仕上がりを実現。加えて、インクをカートリッジから本体のサブタンクに注入するシステムを採用しているので、カートリッジが空になっても約200枚の印刷が可能だ。

このほか、3機種ともに、無線LANに加えて、有線LANにも対応。「MFC-J4443N」と「MFC-J4543N」にはファックス機能を実装し、「MFC-J4543N」には2段用紙トレイも搭載する。

本体サイズと質量（インクカートリッジ含む）は、「DCP-J4143N」と「MFC-J4443N」が幅435×奥行343×高さ180mm／約8.8kg、「MFC-J4543N」が幅435×奥行355×高さ250mm／約10.4kg。

予想実売価格は「DCP-J4143N」が36,300円前後、「MFC-J4443N」が44,000円前後、「MFC-J4543N」が49,500円前後。

↑「DCP-J4143N」

↑「MFC-J4443N」

↑「MFC-J4543N」

「ファーストタンク」シリーズ（「DCP-J1203N」）

シンプルな操作性と手軽な本体価格を実現した、「ファーストタンク」シリーズのエントリーモデル。操作はスマホ中心で行なうため、製品本体には液晶画面がなく、すっきりとした本体デザインを実現。また、くっきり印刷できる顔料ブラックインクと、鮮やかに印刷できる染料カラーインクの採用で、文書も写真もバランスよくきれいに印刷することができる。

本体サイズと質量（インクカートリッジ含む）は、幅435×奥行359×高さ161mm／約6.1kg。

予想実売価格は27,500円前後。

↑「DCP-J1203N」