わからない英単語があるときや、外国語で書かれているWebページを閲覧するときに便利な「Google 翻訳」機能。PCでは、ブラウザから簡単に利用できる機能として知られていますが、スマートフォンでも同様の機能を利用できるのをご存じでしょうか。
本記事では、そんなスマートフォンでGoogle 翻訳機能を使う方法に加え、ブラウザアプリを使った翻訳方法などをまとめて紹介していきます。
目次
iPhone、Androidスマートフォン向けに「Google 翻訳」アプリがある!
iPhone、Androidスマートフォンのどちらでも、Web版のGoogle 翻訳と同等の機能が利用できる「Google 翻訳」アプリが配信されています。スマートフォンでサクッと翻訳機能が使いたい場合は、こちらを利用するのがおすすめです。
スマートフォン向けのGoogle 翻訳アプリでは、テキストを入力して、特定の言語に翻訳する機能のほかに、音声入力による翻訳や、2か国語を使う会議の際に、両方をトランスレートする機能、カメラを起動し、映した写真内の言語を翻訳する機能が利用できます。画像はAndroidスマートフォン向けアプリのものですが、iPhone向けアプリでも同様の機能が利用できます。
スマートフォンのブラウザアプリを使えばGoogle 翻訳がなくても簡単に翻訳できる!?
翻訳が簡単にできるアプリとしてGoogle 翻訳アプリを紹介しましたが、iPhoneやAndroidスマートフォンで利用できるブラウザアプリには、表示しているページをそのまま翻訳する機能が搭載されているものもあります。
本記事では、iPhoneにプリインストールされている「Safari」、ほとんどのAndroidスマートフォンにプリインストールされている「Chromeアプリ」を使って、Webページを翻訳する方法を紹介していきます。
iPhoneのSafariアプリを使ってWebページを翻訳する方法
iPhoneの標準ブラウザアプリである「Safari」では、表示している外国語のWebページをそのまま日本語、英語に翻訳したり、日本語のページをそのまま英語に翻訳する機能が利用できます。画像は、iOS 16を搭載したiPhoneを使用しています。
翻訳機能を使うためには、目的のWebページを開き、アドレスバーの左側に表示されている「ぁあ」というアイコンをタップ。日本語ページの場合は「英語に翻訳」、外国語のページの場合は「Webページを翻訳…」と表示されているので、こちらをタップします。
また、外国語のページを翻訳する場合は、「日本語」「英語」の選択肢が出るのと同時に、「優先する言語…」という項目も表示されるので、こちらから任意の言語へと翻訳することができます。
AndroidスマートフォンのChromeアプリを使ってWebページを翻訳する方法
多くのAndroidスマートフォンにプリインストールされている「Chromeアプリ」でも、Webページの翻訳機能が利用できます。画像は、Android 13を搭載したPixelスマートフォンのものです。
翻訳機能を利用したいWebページを開き、右上の3点リーダー(縦)をタップ。初期状態では、設定言語へと翻訳するようになっているため、〝日本語のページが日本語へ〟と翻訳されます。
設定した言語へと翻訳したい場合は、歯車アイコンをタップし、「その他の言語」へと進みます。翻訳機能が利用できる言語の一覧が表示されるので、任意のものをタップすれば、Webページを翻訳できます。
Google 翻訳ならWebページを〝丸ごと〟翻訳することもできる! スマホアプリ版は非対応!?
Webページを開いてからブラウザの機能を使って翻訳する機能を紹介しましたが、Google 翻訳では、Webページのリンクを貼ることで、ページ内の言語を〝丸ごと〟翻訳することができます。
PC版では、Google 翻訳のページを開き、左側のボックスに翻訳して表示したいページのURLを張り付ければOK。右側に再表示されるURLをクリックすると、翻訳された状態でWebページが閲覧できます。
ただし、PC版のChromeブラウザで「Google 翻訳」と検索した際に、直接出てくる翻訳スペースでは、同機能が利用できないので注意。必ず、Google 翻訳のページを開いてから、本操作を行いましょう。
スマートフォンの場合、iPhone、Androidスマートフォンともに、Google 翻訳アプリではURLから直接翻訳する機能が利用できません。ただし、ブラウザからGoogle 翻訳のページを開き、翻訳したいWebページのURLを貼れば、Webページを丸ごと翻訳することができます。
※データは2023年9月上旬時点での編集部調べ。
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