Indeed Japanから調査リポート「2023年 日本の職場におけるウェルビーイング:成長意欲の高い社員が会社の繁栄を生み出す仕組み」が公開された。
これはアナリスト業界で最も信頼される調査会社のひとつであるForrester Research社(以下、Forrester)にIndeedが依頼。アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、インド、日本の欧米亜8か国を対象に「職場におけるウェルビーイング」調査を行ったものだ。
本稿では、その内容を一部抜粋してお伝えしていく。
ちなみにウェルビーイングとは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。
各国とも職場におけるウェルビーイングへの期待は高い一方で、日本は「成長意欲が高い」労働者の割合が低い
職場におけるウェルビーイングへの期待値が1年前と比較してどのように変化したかを聞いたところ、「今の方が期待は大きい」、もしくは、「期待の大きさは変わらない」と回答した割合は、多い順にフランス(94%)、インド・カナダ(93%)、イギリス(92%)、アメリカ(91%)、オランダ(90%)、ドイツ(88%)、日本(83%)となった。
日本は最も低い数値だったが、それでも各国とも8割以上が、昨年と同等かそれ以上に職場のウェルビーイングへの期待をもっていることがわかる。また、日本の4人に1人(25%)は、昨年よりも期待が高まっていることが明らかになった。