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新NISAの銘柄としても魅力!朝食市場のライバル企業、ケロッグとゼネラル・ミルズの安定性と成長力

2023.09.28

朝食食品市場のライバル対決 ケロッグ(K) vs ゼネラル・ミルズ(GIS)

朝食は1日のスタートを切るために重要な食事であり、多くの人々にとって欠かせない瞬間です。この朝食市場において、ケロッグ(Kellogg Company)とゼネラル・ミルズ(General Mills)は長期にわたり競り合いながらも、株価の安定性と高配当株としての魅力を提供しています。

この記事では、両社の特徴を解説し、さらに新NISA候補銘柄としての魅力について探りたいと思います。

ケロッグの事業内容とは

1894年、W.K.ケロッグはアメリカのミシガン州バトルクリークで、療養所の患者のために食物繊維が豊富な穀物を使用して、栄養価が高く、美味しいシリアル食品である「グラノーズ」を発明したことが、ケロッグのはじまりです。

それでは現在のケロッグの事業内容をみていきましょう。

【事業内容】

ケロッグ社は北米、欧州、ラテンアメリカ、アジア・中東・アフリカという4つの地域で事業展開しており、現在、21カ国以上で製造を行い、約180カ国で製品を販売しています。

主な製品にはクラッカー、セイボリースナック(塩味やスパイシーな食品)、トースターペストリー、シリアルバー、グラノーラバーなどのスナック、さらには即席のシリアル、冷凍ワッフル、ベジフード、麺類などのコンビニエンスフードを展開しています。

スナック製品は「Kellogg’s」、「Cheez-It」、「Pringles」、「Austin」、「Parati」、「RXBAR」などのブランドで販売しており、シリアルとシリアルバーは通常、「Kellogg’s」の名前で販売されます。

また冷凍食品は、「Eggo」と「Morningstar Farms」のブランドで販売されています。

このように特定の製品や販売チャネル、地域においては、仲介業者と販売代理店を通じて販売を行っており、日本でもおなじみの商品が多数あることもケロッグの特徴です。

ケロッグのビジネスモデル

ケロッグのビジネスモデルは主にシリアルとスナックフードの製造と販売に焦点を当てています。

ブランド力: ケロッグは長い歴史を持つブランドであり、そのブランド認知度は高いです。消費者はケロッグの製品を信頼し、愛用しています。

市場展開: ケロッグは国際市場にも進出しており、世界中で製品を販売しています。これにより、多くの国で市場シェアを確立しています。

健康志向: 最近では、ケロッグは健康志向の消費者にも焦点を当て、低糖分や高繊維の製品を提供しています。これにより、健康志向のトレンドに対応しています。

製造プロセス: ケロッグは穀物を主要な原材料として使用し、大規模な製造施設を運営しています。シリアル製品は大量生産され、消費者に広く提供されています。

ケロッグの決算書

ここでは2019年12月期決算と2023年5月決算を比較し、どのような変化があったのかを数字でみていきます。

損益計算書の推移(単位:百万ドル)

・売上高:2019年12月期決算 13,547.00→ 2022年12月期決算 15,315.00ドル
・営業利益:2019年12月期決算 1,706.00ドル→ 2022年12月期決算 1,635.00ドル
・当期利益:2019年12月期決算 1,336.00ドル → 2022年12月期決算 960.00ドル
・EPS(USドル):2019年12月期決算 3.82ドル → 2022年12月期決算 2.81ドル

総じて、売上高は増加していますが、利益関連の指標は減少傾向にあり、企業の収益性が低下していることが分かります。企業は営業コストや他の要因に対処し、収益性の向上を図る必要があるかもしれません。

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