画面に触れずに操作できる!パワフルな新型チップに最大輝度2000nitのディスプレイを採用した「Apple Watch Series 9」の注目ポイント
2023.09.20Appleは、スマートウォッチ「Apple Watch」の新製品として、「Apple Watch Series 9を発表した。発売日は9月22日で、価格は59,800円~。サイズは41mmと45mmの2サイズ、ケースはアルミニウムケースとステンレススチールケースの2種類を用意し、カラーはアルミニウムケースがスターライト、ミッドナイト、シルバー、(PRODUCT)RED、ピンクの5色、ステンレススチールケースがゴールド、シルバー、グラファイトの3色をラインナップする。
「Apple Watch Series 9」は、パワフルな新型チップや最大輝度2,000nitのディスプレイを搭載した「Apple Watch」シリーズの最新モデル。チップセットには「S9 SiP」を採用し、パフォーマンスと機能が向上。前世代の「S8」と比べて60%も多い56億個のトランジスタを詰め込んだ新しいデュアルコアCPUで、GPUも「Series 8」よりも30%高速化。機械学習のタスクを最大2倍速くこなす新しい4コアのNeural Engineを内蔵する。
また、新しいジェスチャー機能「ダブルタップ」を搭載したことも注目すべきポイント。これにより、ユーザーは画面に触れずに親指と人差し指を2回タップするだけで、タイマーの停止や音楽の再生&一時停止、電話の応答や終了の操作が可能となるのだ。
さらに、Apple Watchで初めて、Siriへのリクエストがデバイス上で処理できるようになったのも特徴だ。ワークアウトの開始やタイマーの設定など、インターネットからの情報を必要としないリクエストの場合、SiriはWi-Fiや携帯電話ネットワークを必要としないため、よりすばやく、より信頼性の高い応答が得られる。しかも、パワフルなNeural Engineにより、Apple Watch Series 8と比較して音声入力の精度が最大25パーセント向上している。
加えて、「S9 SiP」には、第2世代の超広帯域無線(UWB)チップも搭載されており、「正確な場所を見つける」機能を使って、同チップを搭載するiPhone 15ファミリーを探すことが可能。しかも、超広帯域無線(UWB)は、HomePodとの連係をさらに強化。オーディオ再生中のHomePodの4メートル以内にApple Watchユーザーが近づくと、Apple Watch Series 9は「再生中」を起動してメディアをコントロールできるようにする。
このほか、S9 SiPの電力効率により、バッテリー駆動時間は最大18時間(低電力モード使用時は最大36時間)を実現。OSはwatchOS 10で、50mの耐水性能やIP6X準拠の防塵性能も装備する。
製品情報
https://www.apple.com/jp/apple-watch-series-9/
構成/立原尚子