コーヒー粉の再利用という意味の「Re」と空へ羽ばたく「FLY」に由来
日本航空(以下JAL)とJALUXは、エシカル・スピリッツとともに、JAL国内線の羽田空港ラウンジで提供するコーヒーの、抽出後のコーヒー粉を再利用した取り組みの第一弾として、クラフトジン『Re FLY』を提供・販売すると発表した。
JALグループでは「社会課題を解決して、サステナブルな人流・商流・物流を創出する」というESG戦略のもと、各事業のプロセスにおける4R(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)を推進している。
その一環として、ラウンジで提供するコーヒーの、抽出後のコーヒー粉を再利用した新しい取り組みを模索する中で、これまで数々の廃棄される予定であった素材を活用して、新しくエシカルジンに生まれ変わらせてきたエシカル・スピリッツに出会い、今回の商品の提供・販売に至ったという。
ラウンジで抽出後のコーヒー粉の“再利用”という意味を込めた「Re」に、改めて大きく空へ羽ばたいていこうという意味を込めて名付けた『Re FLY』。
“洗練された和”をテーマに、原酒には秋田県の地酒 飛良泉の吟醸「粕取り焼酎」を使用。そして、ラウンジで提供するコーヒーの深みある魅惑的な香りをベースに、JALオリジナルラウンジアロマ「EVENING」から着想を得たヒバや柚子などのボタニカルと、和ハーブによるオリエンタルな香りが寛ぎを醸し出す、シックでメロウな国産のクラフトジンに仕上げた。
こうして完成したクラフトジン『Re FLY』では、ボタニカルに「ラウンジで抽出後のコーヒー粉」などの未活用素材、またベースに酒粕を蒸留した「粕取り焼酎」を使用したことにより、28%のCO2eを削減(=デカボスコア 28%)した商品になった。
蒸留の残渣は、エシカル・スピリッツが持つコンポストマシンに投入し、始まりからその次まで、エシカルのバトンを繋いでいる。