[『小学館百貨店』×印伝の山本]『ドラえもん』甲州印伝の二つ折り財布
『ドラえもん』を「甲州印伝」で表現した、小粋なオリジナル革小物が完成した。
印伝とは、染色した鹿革に漆で模様を描いた伝統工芸のこと。甲斐国(現在の山梨県)の戦国大名・武田信玄公が愛用したといわれる鹿革の袋をルーツとし、甲州では型紙を使って漆で革に模様を描いてきた。「印伝の山本」は、その伝統を引き継ぐ老舗だ。
ほかの皮革と比べて薄く、軽く、よく伸びる性質から、鹿革は紳士小物でも高い人気を誇る高級皮革。中でも本品は毛皮革産業の本場・奈良県産の厳選素材を採用した。
この極上の鹿革財布に、幾何学的に『ドラえもん』が並ぶ。漆は少し盛り上がって革に定着するため、一般的なプリントでは醸し出せない豊かな表情を見せる。約1年を費やして完成させた自信作だ。
写真=濃紫
札入れは2つ装備し、カード収納も十分。取り出しやすい小銭入れも付け、使い勝手のよい財布に仕上げた。内側は牛革張り。
落ち着いた色地の鹿革に、白色の漆で象られたドラえもんの表情が浮かぶ。触れると、浮き出た絵柄の感触が指先に心地よい。
[『小学館百貨店』×印伝の山本]
『ドラえもん』甲州印伝の二つ折り財布 19,800円
縦9.5×横12×厚さ3.5cm、約65g。表地(印伝部分)は鹿革。内側は牛革、綿。札入れ×2、カードポケット×7、小銭入れ×1。日本製。
※職人による手作り品のため、色柄の出方に若干の個体差があります。
©Fujiko-Pro
文/DIME編集部