猫と同居している人はプライベートのスマホ利用時間が長い傾向
図3はプライベートでのスマホ利用状況について、犬や猫との同居の有無に着目して調べたものだ。
猫と同居して人はプライベートでのスマホ利用時間が最も長く、31%が4時間以上利用していた。これに対して、4時間以上スマホを利用しているのが最も少なかったのは犬と同居している人だった。
図3.犬や猫との同居とプライベートのスマホ利用時間との関係
[調査対象:全国・15~79歳・n=7166]
犬や猫と同居している人は仲間・友達とのメール、LINE、電話が活発な傾向
図4はメール、LINE、電話などを用いた仲間・友達とのやりとりについて、犬や猫との同居の有無に着目して調べたものだ。犬や猫と同居している人は同居していない人よりもやりとりが活発になり、犬と猫の両方と同居している人がもっとも活発であることがわかった。
図4. 犬や猫との同居と仲間・友達との交流[メール等]との関係
[調査対象:全国・15~79歳・n=7166]
犬と同居している人は仲間・友達との旅行・趣味の集まりや外食、ボランティア活動が活発
図5は仲間・友達との旅行・趣味の集まりや外食などの交流について、図6は奉仕活動・ボランティア活動への参加について、それぞれ犬や猫との同居の有無に着目して調べたものだ。
猫と同居している人の仲間・友達との交流や奉仕活動等への参加については、犬や猫と同居していない場合と大きな差は認められなかった。しかし、犬と同居している人は仲間・友達との交流、奉仕活動等への参加ともに活発となり、犬と猫の両方と同居している人は更に活発であることがわかった。
図5. 犬や猫との同居と仲間・友達との交流[外食等]との関係
[調査対象:全国・15~79歳・n=7166]
図6. 犬や猫との同居と奉仕活動・ボランティア活動との関係
[調査対象:全国・15~79歳・n=7166]
今回の調査結果から、犬と同居している人は仲間・友達との交流や奉仕活動等への参加が活発であるが、猫と同居している人はそうではなく、プライベートでのスマホ利用時間が長い傾向であることがわかった。
犬と猫は最も一般的な同居ペットだが、同居ペットが犬か猫かによってその人のライフスタイルに違いがあることが今回調査により確認できた。
<調査概要>
調査方法:Web
調査対象:全国・15~79歳男女
有効回答数:7,166
サンプリング:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントにおいて日本の人口分布に比例して割付。
調査時期:2023年2月
出典元:NTTドコモ モバイル社会研究所
構成/こじへい