食料品店や衣料品、日用雑貨、さらには娯楽施設など、様々なジャンルの店舗が集まるショッピングセンター。訪れれば一か所で生活必需品が網羅的に手に入るため、その徒歩圏内に住まいを借りたいと考えている人も多いのではないだろうか?
そこで、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」はこのほど、「大型ショッピングセンターのある家賃が安い駅ランキング(東京23区編)」を発表した。
1位は足立区の「西新井」、唯一の6万円台で住める
「大型ショッピングセンターのある家賃が安い駅ランキング(東京23区編)」において、1位は「西新井」となった。以下、2位が「亀有」、3位が「光が丘」、4位が「東武練馬」、5位が「北千住」と続いた。
1位「西新井」(68,500円)
「上野へのアクセスが良くて家賃が安い駅ランキング」でも1位にランクインした「西新井」が1位となった。上野へのアクセスはもちろん、東京メトロ日比谷線、東京メトロ半蔵門線に直通運転しているため、都心へのアクセスが優れている駅だ。
西口から徒歩8分にある「西新井アリオ」には、約110の専門店が集まるアリオモールやTOHOシネマズ、イトーヨーカドーが入る。高低2段の手すりや一段ごとに色を変えた階段、点字ブロックの案内表示など、ユニバーサルデザインがあらゆる場所に採用されており、多くの方にとって利用しやすいショッピングセンターだ。
2位「亀有」(71,000円)
JR山手線各駅および山手線各駅から20分圏内にある駅を対象に調査した「【一人暮らし×都心通勤・通学編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング 2023」でも1位にランクインした「亀有」が1位となった。大手町まで約24分、東京まで約33分、新宿まで約40分でアクセスが可能だ。
南口から徒歩7分にある「アリオ亀有」には、約130の専門店が集まるアリオモールやMOVIX、イトーヨーカドーが入る。1位の「アリオ西新井」同様、イトーヨーカ堂が開発・運営するショッピングセンターだ。
<注目>10位「押上」(98,000円)
駅直結で、東京スカイツリーの足元に位置する300店以上が集まる「東京ソラマチ」がある。観光地の商業施設という印象があるが、2階の「フードマルシェ」では生鮮食品や惣菜が販売されており、地域の台所として活用されている。また、2023年には、様々な遊びを体験できる「みんなの遊び場 ソラフルパーク」が5階フロア全面にリニューアルオープンし、色んな世代が集まる地域の遊び場にもなっている。
<調査概要>
対象駅:日本ショッピングセンター協会に属する30,000㎡以上のショッピングセンターがある各駅(掲載物件が100件未満の駅は除く)
対象物件:築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15㎡以上40㎡未満の賃貸物件(定期借家を除く)
抽出期間:2022年7月~2023年6月
家賃相場:管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出
出典元:LIFULL HOME’S
構成/こじへい