5分でわかる！「iPhone 15」「Apple Watch 9」が爆誕したアップル発表会の内容、発売日、販売価格を総まとめ

iPhone 15、iPhone 15 PlusはDynamic Island搭載！ もちろんUSB Type-Cも対応

一方、標準モデルともいえる「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」の2モデルでは、iPhone 14シリーズではProモデルにのみ搭載されていた「Dynamic Island」を搭載。Dynamic Islandは、インカメラをデザインに組み込むことで、〝動くウィジェット〟のように表示できる機能。iPhoneの唯一無二の機能ともいえる、独自性のある機能なので、標準モデルでの対応はうれしいポイント。ディスプレイサイズは、前モデルと変わらずにiPhone 15が6.1インチ、iPhone 15 Plusは6.7インチです。

背面カメラも進化しており、メインカメラが新たに48MPになっており、より細かいディテールの撮影が可能になっています。望遠レンズはないものの、高解像度を活用することで、光学2倍ズームでの撮影も可能となっています。

搭載チップセットはA16 Bionic。こちらもiPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxに搭載されていたCPUとなっており、省電力性やAI性能が強化されています。

先に触れた通り、iPhone 15、iPhone 15 Plusの2モデルでも、USB Type-Cポートを搭載。また、新たに「AirPods　Pro（第2世代）」のUSB Type-Cポート搭載モデルも登場したため、現行のアップル製品はほとんどが、USB Type-Cに対応する運びとなっています。

本体カラーは、ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの5色展開。パステルな色合いになっており、こちらも背面が少し丸みを帯びているのが特徴です。ストレージ容量は2モデル共通で、128GB、256GB、512GBの3モデル展開です。

ジェスチャー操作に対応した「Apple Watch Series 9」と画面が超明るい「Apple Watch Ultra 2」

iPhone 15シリーズと同時に発表された新デバイスが、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2です。両モデルともにS9 SiPという最新チップを搭載し、処理性能やAI性能が向上しています。

特筆すべきアップデートポイントが、新たにジェスチャー操作に対応した点でしょう。2023年6月ごろに発表した「Apple Vision Pro」にも見られる機能で、アップルは指での直感的な操作の研究を進めていることがわかります。

Apple Watch Series 9、Apple Watch Ultra 2で利用できるジェスチャー操作は、Apple Watch本体を着けている側の手で、親指と人差し指を2回くっつける「ダブルタップ」の操作です。ダブルタップをすることで、音楽の再生、一時停止や電話の受話、終話といった操作が可能。片手がふさがっている状況でも、Apple Watchのコントロールがしやすくなります。

バッテリー性能は、Apple Watch Series 9が最大18時間、Apple Watch Ultra 2は通常使用で32時間、省電力モードで最大72時間の連続駆動に対応しています。

また、Apple Watch Ultra 2では最大輝度が、Apple Watchシリーズでは最大となる3000ニトへと向上。本モデルは、登山やダイビングといった、アクティビティ向けの製品ということもあり、いかなる環境下でも画面が確認しやすいのが重要なポイントなので、正当なアップデートともいえます。