小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

なぜ、コンビニやスーパーで小袋のパウチ菓子やぶら下がり菓子の売り場が拡大しているのか?

2023.09.26

(7)【癒し系】

「ほんのひとくちだけ、甘いものが食べたい」という時でも、いざ食べ始めると止まらないのが甘いお菓子。小袋系なら、その点、安心だ。

(左)「ちょいホロ」(不二家)はチーズ11%(うちチェダーチーズ6%)のチーズクッキー。甘いものが苦手な人にも受けそうなほどよい甘さだ。
(右)「不二家 パレッティエ 日向夏チーズケーキ味」はJA全農との共同開発商品で宮崎県産日向夏ピールとクリームチーズ、クリームチーズチップを練り込んだしっとり生地のクッキー。日向夏の香りとクリーミーなチーズのコクがあり、この1枚でタルトケーキを食べたような満足感がある。

(8)【愛着系】

子どもの頃から慣れ親しんだお菓子が、パウチ小袋系に進化したり、バリエーションを増やしたりして登場している。大人になってからは離れていたけど、パウチ小袋系で再会して改めてハマっている人も多そうだ。

(左)「サブレせん 紀州南高梅味」(日清シスコ)は、ロングセラーのココナッツサブレから生まれた新感覚の和風ビスケットで、玄米を使った紀州南高梅味。お米の甘みと梅の甘みが想像していたよりかなり強く、ココナッツサブレの面影はほぼないが、さっぱりした甘さでとても美味しい。
(中)「アポロ my style」(明治)は1969年から販売されているロングセラーのチョコ、アポロのパウチ小袋バージョン。従来のアポロと比較して砂糖を25%カットし、サイズも大きめにしてつまみやすくしている。
(右)「ひとくちルマンド抹茶ラテ」(ブルボン)は抹茶ョコ風味ながら、ルマンド特有のクレープ生地のザクザク食感は健在。

いろいろなパウチ系小袋菓子を食べてみて感じたのは、容量は少ないが、小粒のものを少しずつ食べるせいか満足度が大きいということ。また食べ飽きる前、「もうちょっと食べたい」と思うタイミングでなくなるので、ついまた買ってしまうということ、そして少量なので、それほど罪悪感を抱かずに食べることができるというメリットがあるということだ。日常のストレス緩和にちょうどフィットする、かゆいところに手の届く“プチ癒しっフード”として、このジャンルはまだまだ市場が拡大しそうだ。

取材・撮影・文/桑原恵美子
取材協力/カルビー株式会社、株式会社 ロッテ、

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。