マイナンバーカード(または住民基本台帳カード)を使えば、印鑑登録証明書が全国のコンビニなどにあるキオスク端末(マルチコピー機)から取得できます。何が必要なのか、申請までの流れを詳しく見ていきましょう。
目次
印鑑登録証明書をコンビニで取得するために必要なものは?
コンビニにあるキオスク端末(マルチコピー機)にて印鑑登録証明書を取得するには、マイナンバーカード(市区町村によっては住民基本台帳カードも利用可能)と、市区町村ごとに決められた交付手数料を準備しましょう。
コンビニで印鑑登録証明書を取得する方法
[1]キオスク端末(マルチコピー機)の画面に表示されている〝行政サービス〟のボタンを押します。その後、利用上の同意事項が表示されるので、〝同意する〟を選びます。
[2]〝証明書の交付〟を選択します。
[3]〝証明書交付サービス〟を選びます。
※キオスク端末によって画面表示が異なる場合もあります。
[3]キオスク端末にあるカード置き場に、マイナンバーカードをセット。マイナンバーカードがコンビニ交付で利用できるかどうかの確認をします。
[4]証明書を交付する市区町村を選びます。今回は〝お住いの市区町村の証明書〟を押します。
[5]マイナンバーカードが交付された時に設定した暗証番号を入力。本人確認を行います。
※カードアプリ認証方式で行う場合、後から説明する[6]の証明書の種別選択画面のあとに行います。
[6]マイナンバーカードを外します。この操作以降は、カードを使わないので忘れないように各自で保管しておくのがおすすめです。
[7]取得可能な証明書の一覧が表示されます。〝印鑑登録証明書〟を選びます。
その後、枚数や発行内容の確認、料金の支払いなどがあるので、画面の指示に従って操作をしましょう。
【参考】コンビニ交付|証明書の取得方法
印鑑登録証明書のコンビニで取得できる時間は?
毎日6時から23時まで利用可能。なので、仕事の昼休みや市区町村窓口の閉庁後(夜間や休日など)でも取得できます。
※市区町村によっては利用時間が異なる場合があります。詳しくは以下URLから市区町村を選択し、〝提供時間に関する備考〟から確認しましょう。
【参考】コンビニ交付とは
印鑑登録証明書をコンビニで取得する時の値段はいくら?
印鑑登録証明書をコンビニで取得するときの交付料金はいくらなのでしょうか。
参考までに兵庫県神戸市と東京都足立区の役所公式サイトでは、一通150円と記載されていました。市区町村によって異なる場合もあるので、詳しくはお住いの市区町村に問い合わせてみましょう。
【参考】神戸市|証明書コンビニ交付サービス(コンビニ交付)
【参考】足立区|コンビニエンスストア等での証明書発行に必要な手続き・利用方法
マイナンバーカードで印鑑登録証明書のコンビニ発行できない!?その場合の対処法は?
キオスク端末(マルチコピー機)にてエラーメッセージが表示されてしまい、印鑑登録証明書が発行できないケースも。その場合の対処法について、鳥取県鳥取市のホームページに記載されている内容を参考にしてご紹介します。
市区町村や店舗によっては対応の方法が変わってくる可能性もあるので、もしエラーが起きた時は、お住いの市区町村や店舗に問い合わせましょう。
「ご利用いただけないカードです。市区町村にお問合せください。」と表示された時の対処法
マイナンバーカード以外のカードを利用している
マイナンバーカード以外のカードを利用している可能性があります。マイナンバーの通知カードは利用できません。
カードのかざし方が不十分
カードを正しくセットしたことを確認し、読み込みが完了するまで動かさないようにしましょう。
カードを正しく読み込めない(マルチコピー機の故障)
キオスク端末(マルチコピー機)が故障してうまく読み込めていない場合もあります。その時は、店舗の店員に報告をしましょう。
転入手続き後カードの継続利用処理をしていない
転入手続き後カードの継続利用処理をしていない可能性もあります。その場合は、役所にて手続きが必要となります。
利用者証明用電子証明書が搭載されていない
利用者証明用電子証明書が搭載されていないと、利用ができません。搭載するには、役所にて手続きを行いましょう。
【参考】コンビニ交付においてエラーメッセージが表示され証明書が請求できないなどの対応について
※データは2023年8月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/山田ナナ