小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

音圧がスゴい!快適かつ高性能を実現したパナソニックのゲーミングネックスピーカー「SC-GNW10」をゲーマーがレビュー

2023.09.12

ゲーマーの「終わりなきヘッドホン探しの旅」に終止符を打つ?

ゲームに熱中し、大会やランクマッチなどに積極的に参加するいわゆる”ガチ勢”ならご存じだとは思うが、ゲームをプレイしたときの充実度や操作精度は「音声デバイス」に依存するところが大きい。

たとえば格闘ゲームなら「相手がどんな攻撃を繰り出すのか」「自分の攻撃が相手にヒットしたのか」といった情報は、目だけでなく耳からも入れなければならない。

シューティングゲームの一種であるFPS(ファースト・パーソン・シューター)ではさらに顕著で、大人数で銃を打ち合うというルール上、一瞬の隙が命取りになりうる。そのため、敵の足音や銃声が「どの方角から」「どの距離で」なっているかの把握が重要になってくる。これは耳からしか得られない情報だ。

そのためゲーマーたちは、己の腕を磨くのと同時に”自分に合ったヘッドホン・イヤホン”探しの旅に出る。だが、いざ使ってみると、イヤホンなら音質・音圧が足りなかったり、ヘッドホンだと長時間着けていると疲れたり……どこかしらに不満を抱えながらも「まあ、これくらいなら我慢するか」と呑み込んで使い続けるものだ。

今回の「SC-GNW10」は、多くのゲーマーたちにとって真っ先に検討してほしい選択肢だと筆者は思う。忖度無しにそう感じた理由を説明していこう。

音圧がスゴい!意外と軽い!

筆者の主観であることをご承知いただきたいが、ゲーミングヘッドホンに求められるものはなにより「音圧」だと思う。ゲームへの没入感という観点からも、敵の位置や技の発生タイミングをはかるなどの実用的な観点からも、「クッキリ聞こえなければ何も始まらない」と思うからだ。

そういった意味で、「SC-GNW10」の音圧は申し分ない。着けた瞬間、思わず「おぉ〜」と声が漏れた。それでいて、両耳が塞がっていないからこそ周囲の環境音もはっきりと聞き取れる。不思議な感覚だ。

筆者はオンラインアクションRPG「BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)」をプレイしてみたのだが、BGMのオーケストラは高音から低音までまんべんなく聞き取れる。個人的にはもう少し低音が強いほうが好みだが、音質はPCと接続することにより詳細にイコライザーで調節できる(そこまで試せなかったので無念は残る)。

インターフェース類はシンプルにまとまっていて使いやすい。「電源ボタン」「サウンドモード」「マイクミュート」の3つのボタンが本体左側にまとまっているので、操作は片手で行える。

3つのボタンが配置されているのと反対の面には音量調節ロータリーが搭載されており、ボタン式よりも直感的に音量調節が可能だ。

格闘ゲームやFPSをプレイしたわけではないから厳密にはわからないが、音声遅延はほとんど気にならなかった。一般的なゲーミングスピーカーではBluetooth接続のものが多いために遅延が生じがちだが、本機種は低遅延な2.4GHz帯の専用無線技術を使用しているという。

そして何より、驚かされたのは定位感の品質の高さだ。

筆者はオンラインアクションRPG「BLUE PROTOCOL(ブループロトコル)」をプレイしてみたが、敵の足音が方角から遠さまで手に取るようにわかった。

両耳が塞がっていないからこそ、周囲の人と会話しながらでも問題なくプレイができる。少なくともアクションゲームやロールプレイングゲーム、そしてプロとまではいわずとも”ガチ”プレイとしての格ゲー、FPSには十分対応できると感じた。

また、本体重量403gと数字上は重めに見えるが、いざつけてみるとさほど重量は気にならなかった。

もちろん、より精度高い音質や定位を把握できるスピーカーは他にあるのかもしれない。プロレベルのクオリティを求めるなら、流石に密閉型のゲーミングヘッドホンに譲るべきだが、ここまで「使いやすさ」「つけ心地の良さ」「高い定位感」のバランスが取れた音声デバイスを筆者はそう知らない。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。