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Xの収益化プログラムでどれくらい稼げる?現役YouTuberに聞く今稼げるSNS

2023.09.13

最近ではSNSでも稼げるということが認知されはじめ、YouTuberやインスタグラマーといった職業も生まれてきています。さらに今年7月にはX(旧:Twitter)でも収益化プログラムが発表され、続々と「X(旧:Twitter)から振り込みがありました」というツイートがされています。

各SNSが収益化できるようになったことで一攫千金を目指せるようになり、夢が広がったように感じるかもしれません。ただしSNSの収益化は良い面だけではなく、モラル低下などの悪い方向へ向かう可能性もはらみます。今後「SNSの収益化でどのような弊害がうまれるのか」「これから稼ぐにはどのSNSがいいのか」を、実際にSNSで生計を立てているYouTuber視点で解説していきたいと思います。

X(旧:Twitter)は収益化に伴うモラル低下でオワコン化の始まり?

X(旧:Twitter)で始まった収益化プログラムは、有料サービス「X Premium(旧Twitter Blue)」に加入しているユーザーに、ツイートの閲覧数に応じて収益が分配されます。すでにフォロワーの多い著名人アカウントでは、収益が支払われており、今後X(旧:Twitter)だけで生計を立てていく人も現れるかもしれません。ただ懸念される問題は、“モラルの低下”です。例えば過去にYouTubeでは再生数を稼ぐために、「商品に爪楊枝で穴を開ける」「レジを通してない商品を無断で食べる」などの犯罪行為を撮影して問題になっています。従来X(旧:Twitter)でも、「バカッター」と呼ばれるような不法行為や迷惑行為のアップロードによる炎上、それに伴い大手飲食店では被害が出ています。ただあくまでX(旧:Twitter)では今まで収益を得られる仕組みはなかったため、炎上するような投稿をアップする動機は、注目を浴びたりや承認欲求を満たすためということにとどまりました。一方で現在は収益化が始まったことにより、「お金を稼げるから」という動機が生まれ、さらなるモラル低下が懸念されます。

またモラル低下は、「バカッター」とよばれるような不法行為などの炎上投稿だけではありません。例えば、従来より時事系や投資系の有名アカウントによるパクツイ(他アカウントで注目を浴びたツイートを模倣して投稿すること)が問題になっていました。今後収益化に伴い、ツイートの閲覧数増加によって稼げるようになれば、このような行為はより増えていくでしょう。ツイートといえど、思考を凝らし140文字にまとめられた創造物であることには違いません。収益化に伴いパクツイが“収益化”という正当性を得て蔓延するのであれば、クリエイター離れが進み、結果的にX(旧:Twitter)からユーザーが離れるかもしれません。

YouTuberがおすすめする「今稼げるSNS」はコレ!

SNSの収益化はモラル低下の問題をはらむものの、やはり誰でも稼げるチャンスが広がったという点では、朗報といえるでしょう。実際に私自身、年収350万円程度の会社員でしたが、YouTubeを通じて稼いだことにより、早期退職して悠々自適なリタイア生活をしています。ただ私のようにSNSで稼ぎたいと思い、「いまからYouTuberとして稼いでいく」というのはあまりおすすめできる道ではありません。YouTuberとして稼ぐまでは「登録者500人以上・総再生時間3000時間以上」の厳しいハードルがあるからです。少なくともYouTubeで稼ぎたいのであれば、多くの人が想像するエンタメ・ゲーム実況などのYouTuberではなく、「トレーディングカード」「マイナースポーツ解説」などの特化型のチャンネルの方が良いでしょう。ただしこのような特化型チャンネルのデメリットは、「1~10万円を稼ぐ」ということは可能かもしれませんが、ニッチであるがゆえに「100万円を稼ぐ」というのが難しい点です。せっかくYouTuberとして稼げても夢のある金額ではないのであれば、もう少し夢のあるSNSに取り組む方がいいでしょう。

そのうえで個人的に初心者でも稼ぎやすい、と考えているのは「Instagram」です。もしかしたらInstagramというと、キラキラ女子がグルメやおしゃれな写真をアップするSNSと思っているかもしれません。ただInstagramは現在、若年層にとって「Google検索」に代わる情報収集ツールになっています。例えば付近のお菓子屋さん」「おすすめコスメ」「投資情報」を知りたいと考えた時、Instagramに投稿された写真や画像を見て情報収集していきます。

YouTubeの動画だけでなく、Instagramでは投資情報を図解で解説

ではInstagramでどのように稼ぐのか? 残念ながらInstagramではYouTubeやX(旧:Twitter)のように、閲覧数に応じて稼げるわけではありません。ただアフィリエイトといわれるような「商品・サービスを紹介して仲介料を得る」という形で稼ぐことが可能です。とくにInstagramのユーザーは、「写真をみて買うか決めたい」と購買意欲が高く、紹介料を稼ぎやすいSNSです。自分の周りでも「フォロワーが3か月で1万人」「フォロワー5000人で稼げた」という友人達もいるので、ぜひ「SNSで稼いでみたい」と思ったらチャレンジしてみるといいと思います。

文/ぽんちよ
投資系YouTuber。2019年10月からYouTubeチャンネル『投資家ぽんちよ』を開設し、投資や副業、セミリタイアに関わることを発信している。サラリーマンとして働きながら活動していたが、2022年3月にFIRE達成。YouTubeチャンネルはこちら

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