ASUS JAPANは、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2モバイルプラットフォームを搭載したフラッグシップスマートフォン 「Zenfone 10」を発売した。価格は99,800円~。
「Zenfone 10」は、先代モデルの「Zenfone 9」から継承した5.9型のコンパクトなボディに、超高性能なQualcomm Snapdragon 8 Gen 2モバイルプラットフォームを搭載したAndroidスマートフォン。最大で16GBのメインメモリと512GBのストレージも装備し、写真や動画などの保存はもちろん、高いパフォーマンスが要求される動画編集や高負荷なゲームなどのアプリもストレスなく快適に使用することが可能だ。
また、4,300 mAhの大容量バッテリーと電力効率の高いSoCを搭載しているため、バッテリーの持ちが飛躍的に向上し、先代モデルと比べて、バッテリー駆動時間が12.9%アップ。さらに、Zenfoneとして初のQi 規格対応のワイヤレス充電に対応。
ワイヤレス・有線ともに急速充電をサポートし、ワイヤレスの場合はEPP 規格に対応したワイヤレス充電器を使用した場合で最大15W、有線の場合は最大30Wでの急速充電が可能だ。
もちろん、カメラ性能も向上しており、アウトカメラには暗所での撮影に強いSONY IMX 766センサーを使用した5,000万画素の広角カメラと、SONY IMX 363センサーを使用した1,300万画素の超広角カメラを採用。アウトカメラの広角カメラには6 軸ジンバルモジュール(光学式手ブレ補正)と、新機能のアダプティブ EIS(電子式手ブレ補正)を搭載し、滑らかで画面揺れのない動画撮影が可能だ。
一方、インカメラにはRGBWセンサーを使用した3,200万画素の広角カメラが搭載。RGBWセンサーの採用により、室内や暗い環境下でも明るく高画質な自撮りが可能になり、被写体をより明るく鮮明かつ立体的に映し出すことができる。
アウトカメラ・インカメラともに豊富な撮影モードを搭載しているのも特徴で、ISO 感度やホワイトバランスなどの細かい設定を変更し、自分好みの写真や動画を撮影することができる「PRO モード /PRO ビデオ」や、被写体別に5種類の撮影モードを用意した「ライトトレイルモード」を使用することが可能。スリープ状態からすぐに撮影が可能な「クイックショット」も新搭載する。
加えて、ディスプレイには144Hz駆動に対応した5.9型AMOLED(2,400×1,080)を採用し、音響面では空間オーディオ技術のDirac Virtuoや192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応。IP65/IP68の防水・防塵性能を備え、スマートキー機能と指紋認証センサーが融合した「ZenTouchボタン」や、画面上に異なるアプリを表示できる「エッジツール」機能、特定のアプリを複製して2つ同時に使用できる「ツインアプリ」機能なども搭載する。
このほか、サステナブルな資源循環と環境保全に向けた取り組みとして、外箱と一部モデルの背面にエコ素材を使用しているのも特徴。古紙パルプでつくられた外箱には生分解されやすい大豆インキを使用されており、100%リサイクルが可能で、新色のオーロラグリーン、エクリプスレッド、コメットホワイトの本体背面素材には、バイオマス由来のポリカーボネートを採用し、ポリカーボネート1kg使用毎に石油化学原料使用量50%削減と、CO2排出量を約2kg低減した。
本体サイズは高さ約146.5×幅約68.1×奥行き約9.4mm、質量は約172g。USB ACアダプターセット、SIMイジェクトピン、専用ケースなどを付属する。
価格は8GB/128GBモデルが99,800円、8GB/256GBモデルが112,800円、16GB/512GBモデルが134,800円。カラーは8GB/128GBモデルがミッドナイトブラック1色、8GB/256GBモデルがミッドナイトブラック、スターリーブルー、オーロラグリーン、エクリプスレッド、コメットホワイトの5色、16GB/512GBモデルがミッドナイトブラックとスターリーブルーの2色で展開する。
製品情報
https://jp.store.asus.com/store/asusjp/ja_JP/pd/productID.5803327100/varProductID.5803327200
構成/立原尚子