立山連峰や富山湾などの雄大な自然と、黒部ダムをはじめとした観光名所で知られる富山県。同県において、居住する人からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<富山県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<富山県版>」として発表した。
本満足度調査は、2019年~2023年の期間、富山県に居住する20歳以上の男女合計5,934名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング、1位は4年連続で砺波市
街の住みここちランキングでは、1位が4年連続で砺波市となった。以下、2位が富山市、3位が滑川市、4位が射水市と続いた。
特筆すべきは、昨年ランク外だった中新川郡立山町が5位にランクインしたこと。同町は、南東部が北アルプス立山連峰、北東部には田園風景が広がっており、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」や「黒部ダム」などの観光名所がある自然豊かな町だ。富山市に隣接していて、町内平野部から富山市の中心部には車で30分ほどでアクセスできる。
住みたい街ランキング、1位は2年連続で富山市
住みたい街ランキングでは、富山市が2年連続で1位に輝いた。以下、2位が東京23区、3位が金沢市と続いた。また、4位には、駅周辺には商業施設が揃い便利な環境でありながら、「高岡市歴史街づくり計画」も進められ、豊かな自然や古い街並みも残る高岡市がランクインしている。
なお、「住みたい街が特にない」が55.6%、「今住んでいる街に住み続けたい」が20.3%で合計75.9%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する人が多い結果となっている。
このほか、街の住みここちランキングの因子別順位は以下のような結果となった。
構成/こじへい