電子レンジは日々の暮らしに欠かせない家電のひとつと言えるでしょう。しかし、使っているうちに庫内の汚れが目立つようになりますが、掃除してもなかなか汚れが落ちないなんてことも。それは使う洗剤と掃除方法が違うのかもしれません。
「ダスキンのおそうじアドバイス」を例として、汚れの原因と掃除方法についてご紹介します。
電子レンジ庫内が汚れてしまう原因は?
汚れの主な原因として、食品の中に含まれているたんぱく質や糖分、油分などが挙げられます。これらの成分は食品を温める時に飛び散り、電子レンジを使うたびに、熱でこびりついていきます。
また、食品を温めた時に発生した水蒸気が固まってできた水アカ、こぼれ落ちた食品カスなども原因になります。食品カスを放置したまま使うと、焦げ付きの原因にもなります。
電子レンジ庫内の汚れや焦げを放置するとどうなる?
汚れや焦げを放置したまま使い続けると、汚れから雑菌が発生して悪臭が漂うことも。
また、汚れが残ったままでは食品を温める時に電磁波を遮ってしまうこともあり、加熱効率が落ちて電力消費をムダに増やしてしまいます。最悪の場合、電子レンジの故障につながることもあるので、注意たいものです。
汚れの種類別:電子レンジの掃除方法
電子レンジを掃除する時、もし間違った洗剤を使ってしまうと、食品に洗剤のニオイがついたり、庫内の塗装が色落ちすることもあります。汚れ方によって使う洗剤や掃除方法が変わるのでご説明します。
食品による汚れ、焦げ付き、ニオイは〝重曹(またはセスキ炭酸ソーダ)〟を使うと○
★必要なもの
重曹(セスキ炭酸ソーダ)、耐熱容器、ふきん、キッチンペーパー
[1]耐熱容器に水1カップ、重曹(セスキ炭酸ソーダ)を大さじ1をそれぞれ入れてよく混ぜます。
[2][1]の耐熱容器を電子レンジで約5分間温めます。
[3]加熱後は電源を切るか電源コンセントを抜いて、扉を開けず20分ほど放置します。
[4]耐熱容器に残った重曹水(セスキ炭酸ソーダ水)に、ふきんやキッチンペーパーなどを浸けてよく絞り、庫内の汚れ拭きに使います。
[5]さらに、電子レンジの中を軽く水拭きします。その後、乾いたふきんで乾拭きしたら完了です。
水アカは〝クエン酸〟を使って掃除する
★必要なもの
クエン酸、耐熱容器、ふきん、キッチンペーパー
[1]耐熱容器に水1カップとクエン酸大さじ1を入れてよく混ぜます。
[2][1]の耐熱容器を電子レンジで約5分間、温めます。
[3]加熱後は扉を開けずに15分ほど放置します。
[4]耐熱容器に残ったクエン酸水に、ふきんやキッチンペーパーなどを浸けてよく絞ります。その後、電子レンジ内の汚れを拭き取ります。
[5]電子レンジ内を軽く水拭きした後、乾いたふきんで乾拭きして終了です。
ダスキンの「キッチンクリーニング」に掃除を依頼するのも◎
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【参考】電子レンジのお掃除方法を解説 頑固な汚れ・ニオイをスッキリ落とそう!
※データは2023年8月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/山田ナナ