日本には温泉地が全国にあり、温泉を楽しむ人も多い。では温泉に入るとき露天風呂と内風呂どちらを優先する人が多いのだろうか。お湯の温度に関しても、ぬるいお湯にじっくり浸かりたい人から、熱いお湯が好きな江戸っ子気質な人まで好みは様々。
そこでゆこゆこは、温泉のプロとして温泉にまつわる実態を、温度や宿を選ぶポイント、泉質・お湯の色の好み、アメニティの嗜好など「細かすぎる温泉の実態調査」を1,400名に調査した。
温泉には「泊まりで行きたい」が8割以上。温泉選びのポイントは年代によって異なる傾向
「温泉は宿泊と日帰りどちらがお好きですか」という質問に対して「宿泊」と回答したのは、84.3%という結果に。「温泉はゆっくりのんびり過ごしたい」という声が多い一方で、「日帰り派」(15.7%)からは、「手軽に温泉を楽しみたい」などの気軽さを支持する声も聞かれた。
また、「温泉宿選びの際に重要視するポイント」については、全体で「料理が美味しい」(46.9%)、「価格」(42.8%)、「アクセスが良い」(40.9%)が上位となった。
世代別に見てみると10-30代の若い世代ほど「アクセスが良い」や「口コミが高評価」を重視する一方で、50歳以上の年配層は「料理が美味しい」、「露天風呂があるか」を重視する傾向が見て取れた。
温度の好みは「熱い派」・「ぬるい派」がそれぞれ約5割と意見が分かれる結果に
温泉の好みについて「熱い温泉とぬるい温泉どちらが好きですか」と聞いたところ、「熱い温泉」が46.2%で、「ぬるい温泉」が53.8%とほぼ二分化する結果に。
その理由について、「(熱い方が)温泉らしい」という意見や「(ぬるい方が)長いこと温泉を楽しめる」といった声が聞かれ、好みがわかれていた。
また、入浴時「露天風呂と内風呂どちらから先に入りますか。」という質問に対しては、「露天風呂から入る」が61.4%、「内風呂から入る」が38.6%という結果に。やや露天風呂派が多いものの、こちらも二分化する結果となった。
露天風呂派は「解放感を味わいたい」、「非日常を楽しみたい」といった特別感を味わいたい声があがる一方で、内風呂派からは、「体をまずは温めたい」や「日焼けをしたくない」などの声も聞かれた。
温度やどちらから先に入るかについて、好みが二分化しており、それぞれの楽しみ方があることが明らかに。