コンパクトサイズに秘めた力強い低域
コンパクトな見た目とは異なり、アンビオサウンドバー|ミニに内蔵されている2つのロングスローウーハー(デュアルサブウーハー)は、この2基のみで43Hzまでの存在感のある低域を再現する力強いウーハーだ。
さらにウーハーを上方向に配置することにより、本体の高さのコンパクト化を行いながら確かな低域の再現性を両立している。
質の高いドライバーパフォーマンス
各ドライバーを支える250Wのアンプはそれぞれ独立した出力に対応するだけでなくデジタル駆動を採用。さらに一般的なサウンドバーは、コスト面なども含めて複数のドライバーを一つのチャンバーに配置することがあるが、アンビオサウンドバー|ミニのそれぞれのドライバーはそれぞれのチャンバーに配置されている。
これによって、より没入サウンドの質を高めているのだ。ビームフォーミングテクノロジーのデジタルアンプシステムによって各空間に合わせて各ドライバーが高いパフォーマンスを発揮し最高の3Dサウンドを創出していく。
映画、スポーツ、コンサート、あらゆるコンテンツを視聴していても、観ているコンテンツの臨場感を今までにないほど味わうことができるという。
力強いデュアルサブウーハーと4つのハイエンドフルレンジスピーカーにアンプ、それぞれ高いパフォーマンスを発揮して再現する音はコンテンツの魅力をさらなる高みへと誘ってくれるはずだ。
AMBEO独自のアルゴリズムでトップ方向の効果を引き出す
フラウンホーファーと共同開発のアンビオテクノロジーは各製品に合わせたアルゴリズムを搭載。
アンビオサウンドバー|ミニは、トップ方向への音響効果をアンビオのアルゴリズムによるバーチャル技術で創出するため、天井方向へのスピーカーがない状態でも上方向への音響効果を生み出すことができる。
様々な部屋に合った音響設定を生み出す高精度のオートルームキャリブレーション
部屋全体を包み込むような3Dサウンドを実現する上で重要なのがルームキャリブレーションだ。アンビオのキャリブレーションは音の反射に重要な壁との距離を正確に測定、音を吸収してしまうカーテンの場所やその他の家具の位置などを把握して全体の空間を認識する。
さらにアンビオサウンドバー|ミニはキャリブレーション用に4本のマイクが本体に内蔵されているので、マイクの設置なども不要。より直感的に使いやすく、簡単に設定ができる。
このような高精度なルームキャリブレーション機能で、アンビオサウンドバー|ミニは優れた3Dサウンドを創出していく。
接続、操作、全てがシームレス
もちろん自分で設定を変更することもできる。Smart Control(スマートコントロール)アプリ経由で設定を変えられるので、座ったまま変更することが可能だ。
さらに、プリセットをもとにしてイコライザー(EQ)を自分で調節して音質を変更することができるので、自分の好みに合わせた音質に調節することもできる。
またナイトモードやボイスエンハンスメントモードを搭載。夜間の時間帯でも使用することができるほか、セリフや声が聞き取りやすいようになる。
加えてアンビオのバーチャルサウンドのレベルもライト、スタンダード、ブーストの3段階から選ぶことできるので、気分や好みに合わせて楽しめる。
AMBEO Soundbar | Miniの主な仕様
型番/SB02S Black-JP
サラウンド対応/Dolby Atmos、DTS:X、MPEG-H、Sony 360 Reality Audio
再生チャンネル/7.1.4ch
スピーカー/フロント部(フルレンジ×2)、サイド部(フルレンジ×2)トップ部(ウーハー×2)
アンプ合計/250W
3Dサウンド/AMBEO(ライト、スタンダード、ブースト)Up-mix
サウンドモード/音楽、映画、ニュース、ニュートラル、スポーツ
サウンドエフェクト/ナイトモード、ボイスエンハンスメントモード
キャリブレーション/内蔵マイクを使用して自動調整
HDMI端子/eARC (v2.1)
セットアップボックス/クロームキャストビルトイン、AirPlay 2、Spotify connect、Tidal connect
Bluetooth/5.0 Bluetooth
コーデック/AAC、SBC
WiFi /IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax
専用アプリゼンハイザーSmart Control
本体サイズ/約幅700×高さ65×奥行き100mm
重さ(本体のみ)/約3.3 kg
付属品/本体、リモコン、HDMIケーブル、電源ケーブル
◎サウンドバーを使用するにはホームネットワークの環境が必要です。
関連情報
https://www.sennheiser-hearing.com/ja-JP/
構成/清水眞希