DIME MAGAZINE
かつて100均の腕時計といえば、その値段にふさわしく「チープなもの」というのが通り相場であった。
それが今や、ファッショナブルに見えるくらいまで進化している。特にダイソーの腕時計は、ラインナップも充実しており選びがいがある。今回は、そこから6つの腕時計を紹介しよう。
目次
110円のベーシックモデル「デジタルウォッチ（ブループラネットA）」
まずは、デジタル腕時計から。こちらは、きわめてオーソドックスな外観で、なつかしい感じもする。110円という値付けでは、さすがに安っぽい印象はぬぐえないが、機能性では不満はない。ちなみにベルトは抗菌仕様で、本体は非防水である。
■商品詳細
商品名：デジタルウォッチ（ブループラネット）
価格：110円
原産国：中国 日本
材質：ステンレス鋼、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂
商品サイズ：3.45cm ×23cm ×0.9cm
種類：―
見映え・性能ともに値段以上の「デジタルウォッチ（ブループラネットD）」330円
上と同じく「ブループラネット」というブランド名のデジタル腕時計。価格は330円となり、ボックスに入って見せ方に工夫がなされ、高級感が醸し出されている。腕時計自体は、つやのある球面がエレガントで、見映えがいい。値段以上のすぐれモノと言えるだろう。なお、LEDバックライト、アラーム、ストップウォッチ、時報の機能がある。
■商品詳細
商品名：デジタルウォッチ（ブループラネットD）
価格：330円
原産国：中国
材質：ステンレス鋼、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂
商品サイズ：4.5cm ×1.6cm ×25cm
種類：―
腕にはめずに時間を即確認できる「ハンギングウォッチ」330円
腕に時計をはめるのが煩わしいと感じている人に、ぴったりなのがこちら。フック（カラビナ）を革紐などに取り付け、時間を確認したいときに、さっと見ることができる。アウトドアウォッチ風のごつい外観だが、防水仕様ではない。個人的には、街歩き向けのスリムなモデルも欲しいところ。アラームやストップウォッチなどの機能がある。
■商品詳細
商品名：ハンギングウォッチ
価格：330円
原産国：中国
材質：ポリアセタール、ABS樹脂、ポリエステル
商品サイズ：5.1cm × 1.9cm × 11.7cm
種類：オリーブドラブ、ブラック
クセのない簡素なモデルの「シンプルウォッチ」550円
その名のとおり、シンプルをきわめたデザインの腕時計で、「迷ったらコレ的」なアイテム。「MADE IN CHINA」だが、一方で「日本メーカー」とも書かれている。文字盤と指針（時針・分針）には、カラーバリエーションがあり、文字盤が白で指針が黒、文字盤が黒で指針が白、文字盤が黒で指針がグレーの３タイプ。文字盤が白のものは、ややカジュアルな雰囲気。電池はボタン電池（SR626SW）だが、交換は時計専門店に依頼する必要がある。
■商品詳細
商品名：シンプルウォッチ
価格：550円
原産国：中国
材質：亜鉛合金、合成皮革、ステンレス鋼
商品サイズ：3.8cm×0.8cm×24cm
種類：ホワイト、グレー、ブラック
デザイン面で差別化をはかった「ファッションウォッチ」
一般名詞のファッションウォッチは通常、著名ファッションブランドの腕時計や普段使いの腕時計の意味に使われる。ダイソーの「ファッションウォッチ」も、その方向のコンセプトで生まれたもので、デザイン面のセンスが光る。色はグレーとブラックがあり、ブラックのほうがシャープな印象を与える。
■商品詳細
商品名：ファッションウォッチ
価格：550円
原産国：中国
材質：ステンレス鋼、ABS樹脂、シリコーン樹脂
商品サイズ：3.9cm ×24.5cm ×0.9cm
種類：グレー、ブラック
ヴィンテージの雰囲気を持った「ミリウォッチ」
上で取り上げた2つの腕時計と同系統のラインナップで、こちらはミリタリーウォッチ風の一品。一口にミリタリーウォッチと言ってもさまざまなものがあるが、「ミリウォッチ」は、第二次世界大戦時に使用された腕時計を彷彿とさせる。機能面では、軍用に耐えるような防水性や耐久性はおそらくなく、あくまでも雰囲気重視。カラーは、ブラックとカーキがあるが、後者のほうがミリタリーっぽさがある。
■商品詳細
商品名：ミリウォッチ
価格：550円
原産国：中国
材質：ABS樹脂、ポリエステル、ステンレス綱
商品サイズ：3.8cm×1.2cm×26cm
種類：ブラック 、カーキ
撮影・文／鈴木拓也
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