Metaは、メッセンジャーアプリ「Messenger」のペアレンタルコントロールツールを、日本を含むグローバルで提供開始した。同機能は2023年6月27日にアメリカ、イギリス、カナダで開始したもので、これを利用することで、保護者はプライバシーを尊重しながら、10代の子どものMessengerの利用状況を見守ることが可能となる。
Messengerでは初となるペアレンタルコントロールツールでは、保護者が10代の利用者のMessengerの連絡先やプライバシーとセキュリティ設定の変更に関する最新の情報を受け取ることが可能だ。
子どもが誰のアカウントと情報を共有することを選択したかや、「友達のみ」「友達の友達」「誰でも不可」など子どもにメッセージを送ることができる相手を確認できるほか、この設定を変更した場合に通知を受けることが可能。また、Messengerストーリーズを誰が見ることができるかを確認することもできる。
ペアレンタルコントロールツールについての詳細は、公式サイト内の「ファミリーセンター」にて確認することが可能。なお、ファミリーセンターには教育ハブも用意されており、保護者、教育機関、若年層、専門家によるリソースにアクセスし、ソーシャルメディアについて10代の子どもや周囲の人とどのように話すべきかといったトピックに関するヒントをはじめ、子どものオンライン体験を管理する上で役立つ記事や動画を確認することもできる。
関連情報
https://familycenter.meta.com/jp/
構成/立原尚子