パナソニックは2023年7月28日~31日の期間で、20~40代の女性500名を対象に「夏の髪ダメージ」に関する調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
9割超が「夏の終わりは髪のダメージを感じやすいタイミング」
はじめに、「夏の終わりは、髪のダメージを感じやすいタイミングだと思いますか?」と聞くと、91.8%が「そう思う」と回答。
また、「夏の終わりに、ダメージの蓄積による髪のパサつきが気になった経験はありますか?」と聞いた質問でも、79.4%が「ある」と回答した。多くの人が、夏のダメージにより「夏枯れ髪」と言える状態を実際に経験しているようだ。
毛先が乾燥する、手ざわりが悪くなる、髪が広がる…残念な状態の「夏枯れ髪」
それでは、夏のダメージを受けた髪は、具体的にどのような状態になるのか。前問で「夏の終わりに、ダメージの蓄積による髪のパサつきが気になった経験がある」と答えた人(n=397)に、そのときの髪の状態を聞くと、「毛先が乾燥する」(66.2%)が最も多い結果に。
また、「手ざわりが悪くなる」(58.4%)、「髪が広がる」(46.6%)、「ツヤがなくなる」(42.3%)、「浮き毛(アホ毛)が増える」(38.8%)などの回答も目立つ。
なお、「夏のダメージの蓄積による髪のパサつきを、最も実感しやすいタイミングは1年のうちいつ頃だと思いますか?」と聞いた質問では、「8月」(34.8%)、「9月」(27.7%)が特に多い結果になった。今の時期は、まさに「夏枯れ髪」に陥りやすいタイミングであることがわかる。
「夏枯れ髪」は、見た目が老けてみえる原因にも…
さらに、この「夏枯れ髪」は、見た目の印象にも影響することが明らかになった。「夏のダメージの蓄積により髪がパサついた状態は、老け見え(実際の年齢よりも見た目が老けて見えること)の原因になると思いますか?」と聞いた質問に「そう思う」と回答した人は94.8%に上っている。「夏枯れ髪」は、髪だけでなく、見た目全体にもマイナスな影響をおよぼしてしまうようだ。
普段のヘアケアで十分な対策ができている人はわずか
それでは、こうした髪のパサつきについて、きちんと対処ができている人はどれくらいいるのか。「夏のダメージの蓄積を含めた髪のパサつきに対して、普段のヘアケアで十分な対策ができている自信はありますか?」と聞いたところ、「十分な対策ができている」と答えた人はわずか3.8%にとどまり、「対策はしているが十分とは言えない」(54.4%)、「対策できていない」(41.8%)と答えた人が大多数という結果になった。
なお、「対策はしているが十分とは言えない」「対策できていない」と答えた方(n=481)に、その理由を聞くと、「面倒だから」(43.5%)、「うっかり忘れてしまい、続かないから」(31.2%)、「何をすればよいかわからないから」(36.6%)、「時間がないから」(26.6%)などの回答が多くあがっている。対策をしたいと思いながらも、習慣にすることができなかったり、やり方がわからなかったりする人が多いことがわかる。