「地方転職」と比較して「地方副業」のほうが“ハードルが低い”と感じる人が約半数
次に、“はたらき方”によって差が生じた背景を紐解くため、「地方転職と比較した際の地方副業に対するハードル」について聞いたところ、半数(50.5%)が「地方副業のほうがハードルは低い」と回答。
また、その理由として「本業を辞めずに地方の仕事を経験できる(55.4%)」「転居せずに地方で働くイメージを掴める(54.5%)」「今後のはたらき方の選択肢が増える(30.2%)」が上位に挙がった。このことから、地方副業は居住地や現職といった現状を変えることなく、地方に関わるといった新たなはたらき方が実現できるため、ハードルを感じづらいと言えるだろう。(【図3】参照)
「地方副業」に興味を持つ理由は、「スキル・経験を還元したい」「地方創生に携わりたい」など
続いて、地方副業に興味を持つ人を対象に「興味を持つ理由」について聞いたところ、「副収入を得たいから(55.5%)」が首位となる一方、「地方に貢献したいから(18.3%)」「スキル・経験を還元したいから(15.8%)」「地方創生に携わりたいから(12.5%)」と、地方副業ならではの理由が一定数の支持を集める結果となった。これにより、地方副業には「収入」以外に、地方に携わるからこそ得られる、興味を惹かれる要素があることがうかがえる。(【図4】参照)