2023年7月、東京・神奈川・埼玉・千葉からなる首都圏における中古マンションの価格相場には、どのような動きがあったのだろうか?
不動産情報サービスのアットホームはこのほど、首都圏における「中古マンション」の最新価格動向(2023年7月)を発表した。
首都圏8エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)
首都圏の1戸あたり平均価格の前月比は-0.3%と3カ月連続で下落した。
エリア別では、さいたま市が前月比+1.6%と大幅上昇し2017年1月以降最高額を更新した一方、埼玉県他は-1.2%と大きく下落。埼玉県他は、2023年2月以降横ばいを挟んで下落が続いており、同じ県内でも価格上昇の勢いに違いが見られた。
なお、前年同月比は25カ月連続して全8エリアで前年同月超えとなった。
<調査概要>
●対象エリア
東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市
●対象データ
不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された中古マンション(重複物件はユニーク化)
●定義
・本調査では、上記対象データの「1戸あたり登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記している。
・コメントでは、30㎡以下を「シングル向き」、30㎡~50㎡以下を「カップル向き」、50㎡~70㎡以下を「ファミリー向き」、70㎡超を「大型ファミリー向き」としている。
出典元:アットホーム株式会社
構成/こじへい