2023年7月、東京・神奈川・埼玉・千葉からなる首都圏における新築戸建の価格相場には、どのような動きがあったのだろうか?
不動産情報サービスのアットホームはこのほど、首都圏における「新築戸建」の価格動向(2023年7月)を発表した。
首都圏8エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)
首都圏全体の平均価格は3カ月ぶりに前月比上昇した。一方、20カ月続いていた全8エリアそろっての前年同月超えは、さいたま市が36カ月ぶりに-0.2%と下落したことで途切れた。また、前月比が上昇したのは横浜市・川崎市と千葉県西部の2エリアのみで、東京23区が3カ月連続下落となるなど全体的に価格上昇の勢いが弱まっている。なお、横浜市・川崎市は2017年1月以降最高額を更新した。
<調査概要>
●対象エリア
東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)
※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市
●対象データ
不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された新築戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)
●定義
本調査では、上記対象データの「1戸あたりの登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記している。
出典元:アットホーム株式会社
構成/こじへい