「リスキリング」とは、DX化が進むこれからの時代において、業務上求められるスキルを習得することを指す。この「リスキリング」の機会を設け、社員の能力向上につなげている企業は現在、どの程度存在するのだろうか?
月刊総務はこのほど、全国の総務担当者を対象に「社員の学び(リスキリング)についての調査」を実施し、103名から回答を得た。
7割以上の企業が、年次が上がるにつれて学びの機会が減っていると回答
年次が上がるにつれて、学びの機会が減っていると思うか尋ねたところ、「とても思う」「やや思う」が合わせて74.8%と、7割以上の企業が学びの機会が減っていると思っていることがわかった(n=103)。
「リスキリング」の認知度が向上。前回調査から27.7ポイント増加
「リスキリング」とはなにか知っているか尋ねたところ、「よく理解している」「なんとなく理解している」が合わせて78.6%と、昨年7月の調査の50.9%から27.7ポイント増加。この1年間で「リスキリング」の認知度が高まった結果となった(n=103)。