ソニーは、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7C II」と「α7CR」を10月13日に発売する。価格はオープン。市場推定価格は「α7C II」が300,000円前後(ボディ)/330,000円前後(ズームレンズキット)、「α7CR」が450,000円前後(ボディ)。いずれも、カラーはシルバーとブラックの2色を用意する。
「α7C II」と「α7CR」共通の主な特徴
両機種ともに、コンパクトなフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7C」シリーズの新製品。サイズはともに幅約124.0×高さ約71.1×奥行約63.4mmと小型で、重さ(バッテリーとメモリーカードを含む)は「α7C II」は約 514g、「α7CR」は約 515gの軽量を実現する。
また、2022年11月に発売された「α7R V」と同じAIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF」で、高精度かつ多種類の被写体を認識。例えば人物を撮る際、人物が複雑な姿勢をとっていたり、顔が隠れていたりしたとしても、姿勢推定技術を用いて被写体を精度高く捉え、追尾することができる。
動画性能においては、ともに高品質な4K60pの動画記録に対応。映像制作用デジタルシネマカメラ「VENICE」の開発を通じて培った画作り「S-Cinetone」も搭載し、人の肌や被写体を美しく際立たせ、自然なハイライトを実現する。
もちろん、操作性にもこだわっており、タッチ操作ができるバリアングル液晶モニター、好みの機能をアサインできるフロントダイヤル。静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル、倍率約0.70倍のXGA OLEDを採用した電子ビューファインダーなどを搭載し、快適な撮影をサポート。7.0段のボディ内手ブレ補正機能も備える。