愛犬は家族の一員としてかけがえのない存在だ。長年ともに暮らすにあたり、食費をはじめ、消耗品やおもちゃ、そして医療費とさまざまなお金がかかる。
そこでモデル百貨は『MoneyGeek』にて、小型犬、中型犬、大型犬それぞれの飼い主合計1,409人にアンケートを行い、犬を飼うにあたって、どれだけの費用が必要となるかを調査した。
犬を飼うためにかかる一生の費用、全種平均で388万2,754円
調査の結果、犬を飼うためにかかる一生の費用は、全種平均で388万2,754円となった。
小型犬・中型犬・大型犬の大きさ別に見てみると、もっとも費用がかかるのは大型犬(452万5,566円)で、次いで小型犬(365万1,586円)、中型犬(347万1,156円)の順に。
「犬の一生にかかる費用」の対象としたのは下記の項目。
・食費:主食代とおやつ代の合計
・消耗品・雑費:ペットシーツ・消臭スプレー・オムツなどトイレまわり消耗品代、おもちゃ
・洋服などの雑費
・冷暖房費:犬を迎えてから増えた分のエアコンなどの電気代
・ペットサロン代:トリミングやグルーミングなどのペットサロンの利用料金
・医療費:病気やケガなどの通院費、健康診断、狂犬病予防接種、ワクチン接種、ペット保険
・初期費用:犬自体の購入代金、犬を迎えるにあたってかかった準備費用(畜犬登録、マイクロチップ装着、ベッドやトイレなどの備品の購入)、避妊・去勢費用
これらの項目について、犬の大きさ(小型犬・中型犬・大型犬)別に、一生・年間・月の平均を詳しく分析。
調査の結果を見ると、犬の大きさによる費用の差は予想以上に大きく、費用がもっともかかる大型犬と、もっともかからない中型犬の差は100万円以上あった。
ドッグフードの栄養バランスや飼育環境の向上、医療の発達などの理由で犬の寿命はどんどん延びているといわれている。
長年連れ添う大切な家族のため、責任とその分のお金がかかることを改めて認識できた結果となった。
調査概要
調査対象:犬を飼っている1,409人(小型犬500人、中型犬500人、大型犬409人)
調査地域:全国
調査期間:2023年6月19日~7月18日
調査主体:MoneyGeek編集部
調査委託先:アイブリッジ株式会社
関連情報
https://www.nc-card.co.jp/media/column/dog-lifetime-cost/
構成/Ara