冷蔵庫が冷えてない時、「あれっ? 故障した?」って不安になりますよね。
冷えていないのにはいくつか原因があります。ですが、対策することで元の冷たさに戻るかもしれません。
冷蔵庫が冷えない主な原因は?
冷蔵庫が冷えない原因はいくつかあります。以下の5つに当てはまっていないかを確認してみましょう。
冷蔵庫が冷えない主な原因①電源が入っていない
まずは電源が入っていないかを確認してみましょう。見落としがちなポイントです。ペットや子どもが間違えてコンセントを抜いてしまったり、掃除中に抜けてしまったりなど、知らない間に抜けている可能性も。
冷蔵庫が冷えない主な原因②温度設定が低い
冷蔵庫は温度設定ができるものがほとんどです。「弱」など弱い設定、または、節電モードになっていないかも確認してみましょう。
冷蔵庫が冷えない主な原因③冷気が循環していない
冷蔵庫の中身が食品でいっぱいになっていると、冷気が循環しにくくなります。食品の置き形によっては、送風口が塞がれてしまい、冷気がうまく送風できなくなっている可能性もあります。
冷蔵庫内の食品は、多くても7割程度にとどめるのが理想的です。
冷蔵庫が冷えない主な原因④庫内の温度が上昇している
温かい食品を入れたり、冷蔵庫の扉から外部の温かい空気が入ってしまった場合など、冷蔵庫の中の空気が温まってしまうと、再度冷えるまでに時間がかかってしまいます。
なので、冷めてない料理を中に入れない、ドアを頻繁に開け閉めしないようにしましょう。もし開け閉めをしていないのに、冷えにくくなっているなら、ドアのゴムパッキンが劣化していないかも確認して下さい。
冷蔵庫が冷えない主な原因⑤外部の放熱不良
冷蔵庫は外部に放熱しているので、周囲に物などがあり放熱をさまたげていると、うまく熱を逃がせずに冷却効果が薄れてしまうことも。また、日光や暖房の風が当たることで、温度が上昇してしまうケースもあります。
放熱板の位置は冷蔵庫によってことなるので、説明書に記載されている「放熱スペース」を確認し、そこに物や壁がないかをチェックしましょう。また、冷蔵庫の裏や側面などにホコリがつくと放熱を妨げてしまいます。なので、ホコリがたまっていないか定期的に掃除をするのも対策のひとつです。
故障していて冷蔵庫が冷えないことも
先ほど説明した確認をしても冷蔵庫が冷えない場合、故障の可能性があります。
冷蔵庫のコンプレッサーが故障している
冷蔵庫の内側と外側には、熱を移動させるための冷媒を循環させています。
冷媒を液体から気化に変化させて周囲の熱を奪って、冷たくなった空気を庫内に流して温度を下げます。
気体になった冷媒は再び液体に戻り、気体が液体に変わった時に周りに熱を放出。この熱は冷蔵庫の外へ放熱されるようになっています。
このように冷媒を、液体と気体に繰り返し変化させることで冷蔵庫は動きます。
そんな重要な冷媒を循環させるのが〝コンプレッサー〟です。コンプレッサーが壊れてしまうと、冷蔵庫は冷えません。
冷蔵庫から異臭がする
冷蔵庫で主に使われている冷媒ガスは微エーテル臭がするものが多く、もし配管が破れていると独特なオイル臭がします。なので、「オイル臭いな!」と感じた場合は、冷蔵庫の配管などが壊れている可能性があります。
冷蔵庫が故障していたら〝ノジマの出張修理〟もおすすめ!
ノジマでは出張修理を行っているので、故障の疑いがあったら依頼するのもおすすめ。冷蔵庫が冷えない時の修理費用の目安は、1万6000円~8万9000円です。
【参考】ノジマ|冷蔵庫が冷えない場合の原因・対策5つ!故障だった時の対処方法も
修理の相談は以下URL内から行えますので、ぜひ活用してみてください。
【参考】ノジマ|修理のご相談
※データは2023年8月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/山田ナナ