アイロンをかけてきれいになったワイシャツ。たたんで収納したい派からすると、せっかくキレイになったのにシワになってしまうのではと思うはず。そこで今回は、シワがつきにくいたたみ方についてご紹介します。
目次
ワイシャツの基本的なたたみ方
[1]すべてのボタンを留めておきます。
ボタンを留めておくと、たたんでいる途中に生地がずれてシワになることを防止。もし、着用する時にボタンを外すのが面倒なら、第一ボタン、第三ボタン、第五ボタンと、1つ飛ばしてとめておくのもおすすめです。
[2]ワイシャツを裏返し、左身頃を肩幅の中心(襟からアームホールまでのセンター)で折り返します。さらに、袖がワイシャツの中心軸に平行になるよう、アームホールから折り返してください。
[3]右側の身頃と袖も同様に折りたたみましょう。
[4]たたんだ時に左右の袖が重っても問題ありません。むしろ、上から見て左端、中心線、右端の3本のラインが平行になっている方が重要。ゆがんでいたらやり直すか、前のたたみジワが気になる場合は、生地を軽く押えてシワをのばします。
[5]ワイシャツの裾部分と袖口を折り返して2つ折りにします。第四ボタンあたりだとバランスがよくなります。
[6]形を整えてひっくり返し、最後に襟元を整えたら完成。余った裾を両肩部分の中に巻き込むと、形崩れしにくくなります。
台紙を使ったワイシャツのたたみ方も便利!
ワイシャツのサイズがたたんでも揃わず、幅を決めるのが難しいなら、台紙を使ってみるのもよいでしょう。
[1]先ほど説明した「基本のたたみ方」の[1]でワイシャツを裏返したあと、襟下に台紙を置きます。
[2]台紙に合わせて身頃をたたみます。
[3]たたみ終わって裏返したら、台紙を抜き取れば完成です。
【参考】ワイシャツのたたみ方はなにが正解?しわになりにくい収納方法もご紹介
ノンアイロンで着用できる!「NON IRONMAX×ストレッチ!の汚れにも強い最強シャツ」
洋服の青山「NON IRONMAX×ストレッチ!の汚れにも強い最強シャツ」 6490円
しなやかな質感、光沢感のある形状安定性のワイシャツ。心地よい伸縮性で快適な着心地なだけではなく、襟、袖口に防汚加工が施されているので、汚れがつきにくく落ちやすい嬉しい機能付き。
速乾性に優れているので、夜に洗濯してシワをのばして干せば、翌朝ノンアイロンで着ることができます。
【参考】洋服の青山「NON IRONMAX×ストレッチ!の汚れにも強い最強シャツ」
一緒に覚えておきたい! スーツのたたみ方
ワイシャツだけではなく、スーツもシワなく保管したいですよね。シワになりにくくするには、裾のたるみをきちんとのばし、端と端を揃えて丁寧にたたむのがポイント。
パンツとジャケットのたたみ方もご紹介します。
パンツ(スラックス)のたたみ方
[1]パンツを平らな場所に置き、プリーツラインを揃えます。
[2]バランスよく三つ折りにすれば完成です。
ジャケットのたたみ方
[1]ジャケットを平らな場所で広げます。
[2]前ボタンを全て留めておきます。
[3]裏返します。
[4]片方の袖を内側に折ります。この時、袖に折り目を付けないように注意しましょう。
[5]反対側も同じく折ります。
[6]パンツを乗せます。
[7]下部を持ち上げて、二つ折りにします。その後、正面に戻せば完成です。
【参考】洋服の青山|【スーツのたたみ方】出張先でもシワのないスーツで過ごすための持ち運び方
※データは2023年8月上旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ