小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

環境や社会を意識した購買行動が徐々に拡大、10代と20代で大きく上昇

2023.08.31

博報堂の「博報堂SDGsプロジェクト」は、4回目となる「生活者のサステナブル購買行動調査2023」を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。本稿では、その概要をお伝えしていく。

年代別では10代(16~19歳)が最も高く認知率77.6%、知名率91.2%に

「SDGs」について「内容を知っている(よく知っている+ある程度は知っている)」を合わせた認知率は20~69歳で54.0%(前回50.5%)だった。

一方、「内容は知らないが名前を聞いたことがある」まで含めた知名率は81.9%(前回80.8%)で、昨年からの伸びは緩やかになっている。

年代別では10代(16~19歳)が最も高く、認知率77.6%、知名率91.2%。その他の年代でもSDGs理解が進み、すべての年代で認知率が5割、知名率が8割超となっている。

買い物の際の環境・社会意識度は年々上昇。10~20代の若年層を中心に拡大

買い物の際、環境・社会に与える影響を意識しているかを10点満点で聞いたところ、20~69歳の平均値は4.98点となった。

初回調査(2019年)の4.66点から年々高くなっており、環境・社会を意識した購買行動が徐々に拡大。中でも10代と20代が昨年から大きく上昇している。

サステナブル購買行動の傾向に大きな変化なし。リユース品売買など「サーキュラー(循環)」な行動に広がり

「ミニマル(最小限)」「ロングライフ(長期的)」「サーキュラー(循環)」というサステナブルな購買行動の傾向は大きな変化はなかった。

10~20代(16~29歳)では特に、「不要になったがまだ使えるものは人にあげたり売ったりする」「新品を買わずに中古品を買う」「新品を買わずに借りたりシェアしたりする」といった「サーキュラー」や「シェア」に関する行動が全体より10~20pt高い。

「サステナブルな商品」に対してイメージするのは「自然な」「優しい」

「サステナブルな商品」についてイメージする言葉を聞いたところ、「自然な」(33.7%)がトップ、次いで「優しい」(24.7%)。「自然環境の保護」や、「地球環境に優しい」「人に優しい」などから連想されるようだ。

続いて「すべての人に関係がある」(20.9%)、「グローバルな」(20.2%)がランクイン。SDGsでうたわれている「誰一人取り残さない」というメッセージや、SDGsが国際的な取り組みであることが意識されているのかもしれない。

<調査概要>
調査手法/インターネット調査
対象者/16~79歳の男女5,156名 直近2~3か月に食品・飲料・日用品・衣料品などを購入した人
※分析時は人口の性年代構成比に基づきウェイトバック集計を実施。数値はWB後を使用
対象地域/全国
調査時期/2023年2月27日~28日
調査機関/株式会社H.M.マーケティングリサーチ

関連情報
https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/105603/

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。