ZOZO NEXTは、デジタルファッションブランド「REVINAL」を立ち上げ、オンラインで着用できるデジタルファッションアイテム10点を、米ロサンゼルスを拠点とするデジタルファッションプラットフォーム「DRESSX(ドレス・エックス)」において販売を開始した。
物理的な制約にとらわれない「REVINAL」のバーチャルファッションアイテム10点
「DRESSX」は、ユーザーが着用したいデジタルファッションアイテムを選択・購入し、着用させたい自身の写真を送付後24時間以内に、購入したアイテムを着用した自身の写真を入手できるプラットフォームだ。
近年、3Dテクノロジーの進化にともない、物理的な制約にとらわれず自由に楽しめるデジタルファッションの注目度が高まっており、市場規模も急拡大が予想されている(※1)。
また、デジタルファッションアイテムの生産は実際の衣服と比較し、CO2の排出量が97%少ない(※2)と言われていることから、サステナビリティの観点からも注目を集めている。
そうしたなか、ZOZO NEXTの3D・AIを活用したバーチャルファッションプロジェクト「Project Drip(※3)」で制作したデジタルファッションアイテムに多くの購入希望が寄せられたことから、デジタルファッションブランド「REVINAL」を立ち上げ、10点のアイテムを「DRESSX」で販売することとなった。
ブランド名の「REVINAL」は、「REAL(現実)」「VIRTUAL(仮想)」「LIMINAL(境界)」「REVIVAL(再生)」といったワードを由来としており、新しい価値観と伝統が共存するブランドだ。
現実空間におけるファッションの制約から逸脱し、バーチャルとリアルを交差・融合させながら、すべての人が自由にファッションを楽しみ、自己表現できる新たな未来を創造したいという想いが込められている。
「REVINAL」のアイテムの特徴は、テクスチャー(質感)の表現力の豊かさのほか、既存の洋服の概念にとらわれないデザインのユニークさ、仮想性の特性を活かした高品質な素材等。
また、デジタルならではの自由度の高さを活かしつつも「サイジング・カッティング・カラーリング」のバランスを取り、実際に現実世界で制作しても着用可能なデザインで、写真と組み合わせても違和感の少ないように仕上げている。
製品概要
(※1)参考:2022年3月 経済産業省「ファッションの未来に関する報告書」
(※2)参考:2021年12月27日 FASHION TECH NEWS「デジタルファッションの土壌をつくる プラットフォーム:DRESSX」
(※3)参考:Project Drip
関連情報
https://zozonext.com/project/revinal
構成/Ara