Google フォトは、Googleアカウントを所持していれば、誰でも基本無料で写真や動画のバックアップができる、便利なサービスです。無料で保存できるデータ容量は、Gmail、Google ドライブと共有で15GBまでと定められていますが、追加容量を購入することもできます。
そんなGoogle フォトには、別のユーザーを「招待」することで、簡単に写真や動画の共有ができる便利な機能があるのをご存じでしょうか。友達同士、家族同士で写真を送り合うことなく、いつでも簡単にデータをシェアできるため、多くの人に活用してほしい機能です。
本記事では、そんなGoogle フォトの共有機能について、使い方を紹介していきます。
目次
Google フォトの「パートナー」に招待してデータを共有する方法
Google フォトには、作成したアルバムを多数のユーザーと共有できる機能のほかに、「パートナー」となるGoogle アカウントを選択し、招待することで、Google フォト内のデータを簡単にシェアする機能が搭載されています。
パートナーとして招待できるGoogleアカウントは1つのみ。別のユーザーをパートナーとして招待したい場合は、一度現在のパートナーとの共有を停止する必要があります。
まずは、Google フォトでパートナーを招待する方法を、iPhone、Androidスマートフォン、Windows PCの3機種で見ていきましょう。
iPhone版Google フォトアプリでパートナーを招待してデータを共有する方法
まずはiPhone版のGoogle フォトアプリで、パートナーを招待する方法です。今回は、iOS 16.5を搭載したiPhoneを使用しています。
1.Google フォトアプリを開き、右上のプロフィール写真(もしくはイニシャル)をタップ。「Google フォトの設定」に進みます。
2.「共有」>「パートナーとの共有」の順に進みます。
3.「共有パートナーを選択」で、任意のメールアドレスを選択します。「開始日の選択」「共有する写真を選択」は、共有したい写真の期間や種類を選択しましょう。設定ができたら、「確認」をタップします。
以上の操作で、共有したい相手に招待メールが届きます。
Androidスマートフォン版Google フォトアプリでパートナーを招待してデータを共有する方法
続いて、Androidスマートフォン版のGoogle フォトアプリで、パートナーを招待する方法を見ていきます。画像はAndroid 13を搭載した、Google Pixelスマートフォンのものになります。
1.Google フォトアプリを開き、下部の「共有」をタップ。「パートナーと共有」に進みます。
2.「共有パートナーを選択」で任意のメールアドレスを選択します。「開始日の選択」「共有する写真を選択」の設定をしたら、「確認」をタップします。
以上で、選択したパートナーに招待メールが送信されます。
Windows PCのブラウザ版Google フォトでパートナーを招待してデータを共有する方法
Google フォトは、PCブラウザからもアクセスが可能です。では、Windows PCのブラウザ版Google フォトで、パートナーを招待する方法を紹介していきましょう。今回はWindows 11を搭載したPCにて、Chromeブラウザを使用していきます。
1.ブラウザでGoogle フォトを開き、上部の歯車アイコンをクリックします。
2.「パートナーとの共有」に進みます。
3.共有を開始する日付や共有する写真を設定した後、「次へ」をクリックします。
4.共有するメールアドレスを選択し、「次へ」に進みます。
5.選択した内容を確認し、間違いがなければ「招待状を送信」をクリックします。
以上で、選択したメールアドレスに招待メールが送信されます。
Google フォトで共有の招待ができない時の対処法
上述の操作を行っても、パートナーに共有の招待ができない場合は、まずデバイスの通信環境を確認しましょう。できれば、デバイスをWi-Fiに接続するなど、安定した通信環境で操作を行うのがおすすめです。
送信したはずの招待メールが届かない場合は、送信相手のメールアプリの設定を確認してもらいましょう。Googleからの招待メールが、自動的に迷惑メールに振り分けられている可能性があります。
また、アプリストアを確認し、Google フォトアプリのアップデートが配信されている場合は、アップデートをしてからパートナーの招待を再度試してみるとよいでしょう。
※データは2023年8月上旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦