小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

Vlogカメラ最新モデル撮り比べ!スマホからのステップアップにおすすめのキヤノン「Powershot v10」

2023.09.14PR

低迷を続けるデジタルカメラ市場だが、2023年は各社メーカーがVlogカメラの新製品を発表。デジカメ市場に活気が戻りつつある。その詳細についてビックカメラ有楽町店の偏愛カメラ販売員・乙川和也さんはこう答える。

「約3年前にコロナ禍で外出機会が激減した中で、自宅で撮影してYouTubeにアップする、ルーティン動画やルームツアーなどの配信者が急増しました。その同時期に、ソニーから初の〝Vlog特化カメラ〞が発売され、ブームの火付け役となりました。そして現在、Vlogカメラは初心者向けから上級者向けまで選択肢が急拡大しているんです」

そこで今回、毎日約1000人以上のお客様の相談を受けるという乙川さんにオススメのVlogカメラを3つ紹介してもらい、その性能と絵変わりを比べてみることに。

第1回の本記事ではVlogをスマホ以外で始めたい初心者向けのオススメモデルを聞いた。

第1回はPowerShotV10(上)。

 

スマホからのステップアップに『PowerShot V10』

「今年の6月に発売されたキヤノン『PowerShot』はVlogを初めて撮ろうと考えている方にオススメです。スマホライクなコンパクトなボディーに、1型の大型CMOSセンサーを搭載しており、有効画素数は約1310万画素で4K動画(30P)の撮影も可能です。スマホの専用アプリを連携させればYouTubeのライブ配信も気軽に行なえますし、14 種類のカラーフィルターもあり、手軽に雰囲気のある映像が撮れます」(乙川さん)

それでは早速、試し撮り! ハイクオリティ映像が魅力のSONY「VLOGCAM ZV-E1」と手ブレ補正がすさまじい「OSMO ACTION4」との違いを検証!

・Vlogカメラ撮りくらべPart2 SONY「VLOGCAMZV-E1」はこちらから
・Vlogカメラ撮りくらべPart3 DJI「OSMOACTION4」はこちらか

【シチュエーション1・公園】
パンフォーカスで壮大な景色だが、画質は物足りない

今回の動画はすべて4K 30pで撮影した。19mm相当の画角ということでかなりの広角な映像で撮れる。自然の壮大な景色などにもよい。また、手に持っての自撮りでも背景を写し込むことができるので、自撮りVlogにもピッタリだ。

まずは、上野恩賜公園で撮影した。手持ちでの撮影なので若干の手ブレはご愛嬌。

ピントは無限遠に設定。遠くのビルに合っている分、手前の蓮の花は少しぼやけた印象に。

搭載のマイクは大口径の高音質タイプ。全方位集音型ということで周りの環境音も広く入っている。マイク端子もあるので、こだわるなら外部マイクが使えるのもうれしいポイントだ。

【シチュエーション2・階段昇降】
歩きながらの撮影は手ブレ補正・強が◎

続いては手ブレ補正を見てみる。手ブレ補正は電子式のみ。切/入/強の3段階となる。強にするとかなり補正が効くが、そのぶん画角は結構狭まる。画角が広いのでもともと手ブレは目立ちにくいこともあるが、歩きながらの撮影では手ブレ補正ありの状態でも、揺れている映像になってしまった。

階段昇降時の映像(手ぶれ補正あり)。通行客の顔が写らないよう撮影したので端を撮影したが、どうしても揺れは出てしまう。

また、本機の特徴に「カラーフィルター」というエフェクトがある。14種類のフィルターを掛けることができ、シーンに合わせて数多くから選べるのがメリットだ。一方、同社製カメラで採用されている「ピクチャースタイル」は非搭載となっている。

シーンや雰囲気に合わせてのフィルターチェンジで雰囲気のある映像に。

【シチュエーション3・低照度下での撮影】
最大ISO3200だから、少しの光源でも明瞭な映像に!

許可を得て、博物館内を撮影。暗い展示室内での撮影になったが、ISOオートで3200(4K)まで対応するので、明瞭な映像が撮れた。基本パンフォーカスなので、記録映像としての用途が強そうだ。

19mm相当の広角レンズなので様々な被写体が映像内に入ってくるのが魅力だ。

【まとめ】「Vlogをちゃんと撮ってみよう」という人にはエントリーしやすいモデル

〔使いやすさ〕★★★ 〔映像のクオリティ〕★★☆ 〔低照度・暗部の撮影〕★☆☆

使って一番良かったポイントは、そのサイズだ。ミラーレス一眼を持ち歩くにはなかなかの体力と気合いが必要だが、これだったらポケットに入れるだけでいい。また、スマホの映像と比べて圧倒的な音質も魅力だ。スマホでは拾えない環境音や人の声なども明瞭に聞き取れる。さらに、スマホで動画を撮るとバッテリーの消費やストレージの圧迫などが不満点としてあるが、スマホのカメラが別体になったと考えるとそれらも解消できる。

アクションカメラのようにタフネス性能は無いが、すぐに手持ちで撮りやすい形状など日常を記録するには好適なパッケージングという点が評価できそうだ。

気になったのは、撮影モードが「オート/美肌/手ブレ補正/マニュアル露出」に分かれており、美肌以外のモードでは美肌補正が使えない点。また、カラーフィルター機能が使えるのはオートとマニュアル露出のみとなる。さらに、手ブレ補正は美肌モード以外で使えるようになっていること。なので、例えば美肌とカラーフィルターおよび手ブレ補正は同時に使えないということだ。

とはいえ、最初に手に取った際は写真で見たものよりも小さく感じたし、持ち歩きは全く苦にならない。ミラーレスカメラを使ったVlogだと「撮影してる感」を気にするユーザーもいるとのことだが、本機は目立ちにくいのでお店の料理なども撮りやすいと思う。スマホのコンパニオンとして持ち歩くには「かなり使えるガジェット」というのは間違いない。

製品スペック
〔製品名〕キヤノン「PowerShot V10」

センサーサイズ

1.0型高感度裏面照射CMOSセンサー

有効画素数

約1310万画素

動画性能

4K

ISO感度

ISO125-3200(4K動画時)

連続撮影時間

約1時間

×高さ×奥行き

約63.4 × 約90.0 × 約34.3mm

重量

約211g(バッテリー、SDカード含む)

センサーサイズ

1.0型高感度裏面照射CMOSセンサー

有効画素数

約1310万画素

ブランドサイト

写真・文/河原塚秀信

DIME最新号ではVlogカメラのトレンドを分析!

DIME11月号の特別付録は、肩、腕、腰、足……気になるところに心地いい刺激「ハンディーボディケア」!
萎縮した筋膜をストレッチで正常な状態に戻すなど、良好なコンディションを維持することが重要。
そんな体のメンテナンスを手助けするのがこの「ハンディーボディケア」。先端が振動し、気になる部位を刺激できるスグレモノ。スポーツの前後はもちろん、仕事中や、くつろいでいる時間にも活用してほしい。

大特集は「Google超研究」!売上40兆円というIT界の超巨人が目指す未来を徹底解説したほか、Googleの最新ガジェットや超便利アプリの使いこなし術まで徹底解説しています!!

ほかにも「腰痛マネジメントの極意」「最新スポーツギア図鑑74」「10分でわかるインボイス制度」など、総力取材でどこよりも情報を詰め込んだ雑誌となっています。

アマゾンでの購入はこちらから

楽天市場での購入はこちらから

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。