世界遺産の白川郷に、古い街並みを今に残す飛騨高山、日本三大名泉の一つに数えられる下呂温泉など、魅力あふれる岐阜県。同県において、居住する人から特に「住み心地が良い」と思われている街と、「住みたい」と憧れを持たれている街はいったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<岐阜県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<岐阜県版>」として発表した。
本満足度調査は、2019年~2023年の期間、岐阜県に居住する20歳以上の男女合計12,585名を対象に集計したものだ。
住みここち1位は4年連続で本巣郡北方町、2位は不破郡垂井町、3位は本巣市
住みここちランキングにおいて1位は、4年連続で本巣郡北方町となった。同町は、隣接する岐阜市に国道303号で直結、充実したバス路線で、岐阜市内や名古屋市への交通の利便性が高い街だ。土地区画整備で住環境が整備されているため、県内最小の面積ながら高い人口密度を維持している。
注目は、昨年8位の本巣市が3位にランクアップしている点。国の天然記念物に指定されている日本三大桜の「淡墨桜」や「清流根尾川」などの豊かな自然と、「モレラ岐阜」「イオンタウン本巣」などの商業施設がある街で、昨年から順位を5つも上げている。
住みたい街1位は2年連続で名古屋市、2位は東京23区、3位は岐阜市
住みたい街ランキングでは、名古屋市が、2年連続で1位に輝いた。トップ3は、昨年と同じ顔ぶれが並ぶ結果となっている。またトップ5には、昨年に引き続き東海以外の自治体から東京23区・横浜市が並んでいる他、沖縄市が新たにランクインしている。
なお、「住みたい街が特にない」と回答した人は55.8%、「今住んでいる街に住み続けたい」と回答した人は17.6%となり、合計73.4%の人が、今住んでいる街を評価する結果となっている。
このほか、街の住みここちの因子別ランキングは以下の結果になった。
出典元: 街の住みここちランキング(大東建託)
構成/こじへい