夏に密閉型イヤホンを長時間使用すると外耳炎を発症しやすい?
実際にイヤホン・ヘッドホンを長時間使用している人ほど、外耳炎と診断された方が多い傾向にある。慶友銀座クリニック院長 大場俊彦先生によると、実際に夏は冬に比べて外耳炎の症状で来院する方が増加するという。
この外耳炎とは鼓膜の外側に細菌や真菌(カビ)が広がることで、かゆみやはれ、音のこもりなどの症状が出る炎症のこと。日本の夏+イヤホン装着状態は、高温多湿になりやすく、外耳炎の要因となる菌が喜ぶ絶好の環境と言える。
外耳炎にならないための6つの対策
オンライン会議やゲームなど、今やイヤホンは生活の必須アイテムである人も多いのではないか。では具体的にどうやって対策をしていくべきか。医師が推奨するイヤホン蒸れ対策は6つ。イヤホンは自分専用にして他の人には貸さないことや、高温多湿な環境を避けるために耳を塞がないオープンイヤ型のイヤホンを利用するのも対策の1つだ。
1.耳穴はなるべくふさがない
2.長時間使用しない
3.イヤホンならオープンイヤ型がおすすめ
4.イヤホンは清潔を保つ
5.定期的にメーカー推奨方法でクリーニングを
6.イヤホンは自分専用にする
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https://ntt-sonority.pr-asy.com/
構成/清水眞希