Z32型フェアレディは60万円から900万円!
スカイライン(GT-R)と並び、日産のスポーツカーを代表するフェアレディですが、1989年7月にGCZ32型という型式から〝Z32〟と呼ばれる4代目Z32型がデビューしました。
下の写真は同シリーズの最上級グレードとなる、2by2 300ZX ツインターボです。3LのV型6気筒DOHC ツインターボエンジンは280馬力を発生。グレードによっては自然吸気も選べました。
また、2by2という4人乗りモデルと2シーターの2種類から選べ、前後マルチリンク方式のサスペンションやスーパーHICASといった、日産の技術の粋を集めた車両になっています。
そして、1800mmの全幅に対して全高は1255mmとワイド&ロープロポーションを実現。60度の超スラントヘッドランプなど、日本車離れした美しいデザインが自慢です。ほかにもコンバーチブルモデルもラインアップし、人気となりました。
大手中古車販売サイトで中古車価格を確認したところ、Z32型フェアレディは安いモデルの車両本体価格が60万円前後からとなりますが、300万円超のモデルが増えており、1994年式で走行距離95kmという奇跡の2by2 300ZX ツインターボ Tバールーフのワンオーナー車は、車両本体価格881万円というビッグプライスでした!
この車両は低走行距離の希な車両とは思いますが、それでも500万円超のモデルも増えてきており、今後はさらに価格上昇の可能性が高いと予測されます。コンディションが良い低価格のモデルは少なくなっているので、購入希望の場合は早めにチェックした方がよいかもしれませんね。